06-自主アンケート/調査結果

2009/10/13

「B to Bに関する購買行動調査」結果概要

WEBマーケティング研究会(東京都港区南青山・株式会社アイプラネット内)は、企業の購買担当者が購買プロセスにおいてメーカーなどが運用するB to Bサイトをどのよう活用しているのかその実態を調べるために、インターネットパネルを使ったアンケート調査による、「B to Bに関する購買行動調査」を実施した。

■アンケート実施の背景と目的

最近、メーカーなど運営するB to Bサイトを活用して製品の購買を行う企業の担当者が増えている。購買にいたるまでのプロセスは様々だが、一般的な購買プロセスとしては、

1、課題認識(業務の必要性や課題から購買を考える段階)
2、比較検討(課題解決のために何を導入するか製品・サービスを比較検討する段階)
3、検証(ある程度、購買する製品・サービスが絞られ優位性を検証する段階)
4、承認(購買する製品・サービスが決定し、社内説得の段階)の4つのプロセスがあるとされる。

それぞれのプロセスにおいて、購買担当者がB to Bサイトがどのように活用しているのかを購買担当者に直接聞いた調査は、これまであまり行われていなかった。

そこでWEBマーケティング研究会では、企業の購買担当者を対象に実施する「B to Bに関する購買行動調査」を企画し、以下の5つの項目について約30問の質問を設計した。

1、最近に行ったWebでの業務用製品の購買実態
2、最近にWebで購買した製品の購買プロセス
3、購買プロセスにおける情報源
4、購買プロセスにおける企業サイトの利用
5、購買プロセスのおけるインターネット広告の接触

本調査では、企業の購買担当者が各購買プロセスにおいて実際に行ったことを分析して、B to Bサイトに求められている情報や機能を明らかにすることを目的にしている。本調査の結果が、B to Bサイトを運営する企業にとって少しでも役立つことを期待する。

なお本調査では、企業の購買担当者のうち、製品の選定に関与している人を対象としている。また、製品についても「製造機器など本業に関わる設備、機器、システム」に限定していて、「消耗品、オフィス機器など本業とは直接関係のない間接材」および「加工や製品製造のための原材料」は対象に含まれない。

■アンケート実施概要

調査期間:2009年9月1日(火)~9月3日(木)
調査方法:インターネットによるパネル調査
調査対象:外部のインターネットパネルに登録している人の中から、以下の3つの条件をすべて満たしている人を抽出して調査を依頼した。
1、従業員数50人以上の会社に勤務する会社員である
2、製造機器など本業に関わる設備、機器、システムなどの選定に関与している
3、メーカーなど企業サイトに月1回以上アクセスしている
有効回答数:313件

■結果概要

◎Webでの購買プロセス(課題認識、比較検討、検証、承認)は7割が3ヶ月未満で完了
「専門知識が必要な」製品を「3つ以内の候補」から「5人以内が関与」して「3ヶ月未満で購買」

最近に購買した製品について質問したところ、製品の特性としては「専門知識が必要」(73%)であり、候補にあがった「3製品以内」(95%)から、社内の「5人以内」(81%)が関与して、「3ヶ月未満」(70%)で一連の購買プロセス(課題認識、比較検討、検証、承認)が完了したことがわかった。製品の価格帯は1000万円未満が74%、不定期もしくは定期的なメンテナンスが必要な製品が73%を占めている。

◎購入した製品を知ったきっかけは「メーカーのWebサイト」や「メーカーの担当者」
メーカーのWebサイト(27%)、メーカーの担当者(20%)、同業者・社内スタッフ(18%)で6割以上を占める

最近に購買した製品を知ったきっかけを一つだけ聞いたところ、「メーカーのWebサイト」(27%)、「メーカーの担当者」(20%)、「同業者・社内スタッフ」(18%)の上位3つで6割以上を占めた。4位の「見本市・展示会」は7%と上位3つからは大きく離された。また、ベンダーからの情報としては、「ベンダーの担当者」(5%)、「ベンダーのWebサイト」(1%)と、メーカーに比較すると数字がかなり低い結果となった。数値は決して高くないものの、「インターネット広告」で購買した製品を知った人も2%いた。

◎購買プロセスにおいて「メーカーのWebサイト」の影響力が大きい
「メーカーのWebサイト」は、よく利用する情報源では64%、直近の購買で役に立った情報源では51%

普段から業務でよく利用する情報源を複数回答形式で聞いたところ、上位3つは「メーカーのWebサイト」(64%)、「メーカーの担当者」(40%)、「同業者・社内スタッフ」(39%)と最近に購買した製品を知ったきっかけと同じ順位になった。続いて、「サーチエンジン」(39%)、「見本市・展示会」(32%)、「業界紙・業界雑誌」(29%)と、サーチエンジンが普段からよく利用されていることがわかった。また、最近の購買行動において役に立った情報源でも、「メーカーのWebサイト」(51%)、「メーカーの担当者」(39%)、「同業者・社内スタッフ」(28%)と上位3つは同じ順位になった。

◎製品の価格帯によって購買した製品を知ったきっかけや役に立った情報に違い
製品の単価が1000万円以上では「メーカーの担当者からの情報」が大きなウエイトを占める

購買した製品を知ったきっかけは、単価100万円未満では、「メーカーのウェブサイト」(35%)、「同業者・社内スタッフ」(17%)、「メーカー担当者」(14%)なのに対して、単価1000万円以上では、「メーカー担当者」(33%)、「同業者・社内スタッフ」(15%)、「見本市・展示会」(13%)となった。単価1000万円以上の製品では、見本市・展示会がきっかけで知るケースも少なくない。また、購買過程において役に立った情報は、単価1000万円以上では、「メーカーの担当者からの情報」(65%)、「同業者や社内スタッフからの情報」(35%)、「メーカーのWebサイト」(30%)、「ベンダーの担当者からの情報」(24%)と、「メーカーの担当者からの情報」が大きなウエイトを占めていることがわかる。

◎比較検討・検証のプロセスでWebサイトの活用が進む
製品・技術情報の収集76%、導入事例情報の収集43%、技術資料請求41%、問い合わせ26%

購買する製品を決定する比較検討・検証のプロセスにおいて、「Webサイトで製品・技術情報収集」を行った人は76%(うち13%は頻繁に行ったと回答)に達した。同様にWebサイトを使って、「導入事例情報の収集」は43%、「製品パンフレットや技術資料の請求」は41%、「製品についての問い合わせ」は26%と、比較検討・検証のプロセスでWebサイトの利用率が高いことがわかった。

◎メーカーやベンダーのWebサイトでは「製品情報」や「プレスリリース」の充実を望む声が高い
「ホワイトペーパーや技術資料」は「充実を強く希望する」が24%と「製品情報」に次いで高い

購買予定の製品を製造・販売する企業(メーカーやベンダー)のWebサイトのコンテンツについて、どのようなコンテンツを閲覧しているか、そしてどのようなコンテンツの充実を希望するかを質問した。12に分類されたコンテンツのうち、「よく閲覧する」と「閲覧する」の合計が高かったのは、「製品情報」(95%)、「新製品発売などのプレスリリース」(77%)、「導入事例の紹介」(72%)、「ホワイトペーパーや技術資料」(64%)の順となった。充実を希望するコンテンツは、「強く希望する」と「希望する」の合計では同じ順位になったが、「強く希望する」だけを見ると「ホワイトペーパーや技術資料」(24%)が「製品情報」(45%)に次いで2位となった。

◎最近の購買で情報収集のためにサーチエンジンを利用した人が約7割
サーチエンジンを利用した人は66%、リスティング広告より検索結果を重視した人が85%

最近の購買において、情報収集目的でサーチエンジンを利用した人は66%と、ほぼ3人に2人の割合になった。表示される結果については、検索結果順位(自然検索)を優先する人が85%、うち検索結果のみを参考にするという人が38%を占めた。サーチエンジンを利用しなかった人に理由を複数回答形式で聞いたところ、「オフライン情報で十分」と回答した人が59%と一番多かった。

◎購買プロセス時のインターネット広告接触率は6割~7割、広告をクリックした人は2割~3割
課題認識と比較検討では「情報ポータルサイトのWeb広告」、検証では「メールマガジン広告」の影響が比較的大きい

日常業務におけるインターネットでの情報収集活動において、購買に関連するインターネット広告と接触する機会がどのくらいあるのか、また接触したインターネット広告に対してどのようなアクションを取ったことがあるのかを、インターネット広告の種類別に質問したところ、接触率はおおむね6割から7割の間に収まった。インターネット広告が購買プロセスに影響を与えたという回答は、「情報ポータルサイトのWeb広告」が一番多く、特に「課題認識」と「比較検討」のプロセスでの影響が大きかった。一方、「検証」プロセスへは「情報ポータルサイトが発行しているメールマガジンのテキスト広告」の影響が比較的大きかった。

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 ◎初出:2009年10月9日
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2008/11/12

自主アンケート/調査結果<過去の調査結果一覧>

「インターネットにおける個人情報取り扱いについての意識調査」結果概要(初出:2005年8月1日)
「ショッピングサイトの利用実態アンケート」結果概要(初出:2006年2月27日)
「Web2.0的なサービスについてのアンケート」結果概要(初出:2007年3月5日)
「インターネットを使った情報収集に関するアンケート」結果概要(初出:2007年10月18日)
「Webサイト運営に関する実態調査」結果概要(初出:2007年12月21日)
「クロスメディアマーケティング受容実態調査 2007」結果概要(初出:2007年12月26日)
「Webコミュニケーションについてのアンケート(CGM編)」結果概要(初出:2008年3月26日)
「Webコミュニケーションについてのアンケート(ケータイ編)」結果概要(初出:2008年3月26日)
「ブロガー実態調査」結果概要(初出:2008年11月11日)

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2008/11/11

「ブロガー実態調査」結果概要

WEBマーケティング研究会(東京都港区南青山・株式会社アイプラネット内)は、日本で運営されているブログとブロガーの実態を調査するために、インターネットパネルを使ったアンケート調査によって、PC向けブログを運営している「ブロガー」を対象に「ブロガー実態調査」を実施した。

■アンケート実施の背景と目的

総務省の情報通信政策研究所が2008年の7月に公表した「ブログの実態に関する調査研究」の調査結果によると、ネットで公開されている国内ブログの総数は約1,690万で、そのうち月1回以上更新されているアクティブなブログは約300万となっている。また、全世界で7,000万を超えるブログを検索対象にしているアメリカのTechnoratiは、2006年第4四半期の「記事投稿数」は、日本語の記事が37%と英語の36%を抜いて最大のシェアになったと発表した。

このように、日本ではブログという消費者発信型メディアが広く普及しているものの、ブログを運営する「ブロガー」の実態についてはあまり明らかになっていない。そこで、WEBマーケティング研究会では、現在PC用ブログを運営しているブロガーを対象に、ブロガーの行動や考え方からタイプ分類をし、ブロガータイプ別にどのような特徴があるのかを調査するために「ブロガー実態調査」を実施した。

本調査を行う前に、インターネットパネルからブロガーを抽出するための予備調査(有効サンプル数:1万人)を実施したところ、個人的にPC用のブログを1つ以上開設している人は全体の32%、さらに「月1回以上更新」という条件を加えた割合は、全体の23%となった。性別によるブログの開設率の違いはほとんどなく、年代別では20代がもっとも多く、年代が高くなるにつれて開設率が低くなるという傾向が出た。また、20代~40代の未既婚別では「未婚者」のほうがブログのアクティブ率が高いことがわかった。

■アンケート実施概要

調査期間:2008年8月26日(火)~8月27日(水)
調査方法:インターネットによるパネル調査(調査機関:株式会社マクロミル)
調査対象:外部のインターネットパネルに登録している全国の20歳~65歳の男女
     (ただし、広告代理店・調査会社に勤務している人は除く)
割付:男女半々、20代100人、30代150人、40代150人、50~65歳100人
スクリーニング条件:ブロガー(PC用ブログを開設して月1回程度以上更新している人)
有効回答数:520件

■ブロガーの分類

約50問の設問のうち、ブロガーのタイプ分類の要素となり得ると思われる設問でクロス集計して分析したところ、「ブログの更新頻度」と「ブログ運営によって得られる収入」の2つで特徴的な差が見られた。

◆最も頻繁に更新しているブログの更新頻度
 1日に何度も  4%
 1日1回程度 21%
 週に数回程度 30%
 週に1回程度 18%
 月に数回程度 19%
 月に1回程度  9%

◆ブログ運営による収入(月平均)
 0円    65%
 1円~1000円未満  19%
 1000円~5000円未満   6%
 5000円~1万円未満   3%
 1万円~10万円未満   2%
 把握していない  5%

◎更新頻度とブログ運営による収入でブロガーを5つのグループに分類

そこで、更新頻度については「高頻度(週1回以上)」と「低頻度(月1回~月数回)」の2つに、収入については「高収入(月額1000円以上)」、「収入あり(月額1000円未満)」と「0円」の3つに分類し、2つの項目を掛け合わせてグループ分けを行った。低頻度で高収入を得ている人がいなかったため、回答者は各グループの特徴から命名した以下の5グループに分類された。

・ブログプロ型(高頻度高収入)    50人(10%)
・発展途上これから型(高頻度収入あり)    95人(18%)
・気分伝える情熱型(高頻度0円)   233人(45%)
・ちゃっかりマイペース型(低頻度収入あり)   38人( 7%)
・とりあえず開設型(低頻度0円)   104人(20%)

【ブログプロ型】=複数のブログを運営し、宣伝方法も知り尽くした「高頻度高収入」層

男性が6割強を占め、5歳きざみの年代では40~44歳が32%ともっとも高い。また、複数のブログを運営している比率が5つのグループでもっとも高く、「5つ以上」運営している人も28%にのぼる。アフィリエイトによる副収入をブログ開設の目的にして、テーマもあらかじめ決めてから開設する人が他のグループと比べてかなり高いのが特徴。企業の製品やサービスの情報を記事にしたり、企業からのアプローチにも対応したり、企業との関係を前向きに考えている。ブログの宣伝方法にも、他のグループには見られない特徴があり、ブログの特性やネットにおけるクチコミの効果などもよく知っていると思われる。

【発展途上これから型】=収入アップを狙う専業主婦の比率が高い「高頻度収入あり」層

専業主婦の比率が高いのが特徴。多くの項目で【ブログプロ型】(高頻度高収入)と【気分伝える情熱型】(高頻度0円)の中間の値を示している。過去の記事数では【ブログプロ型】と比べて明らかに少なく、【気分伝える情熱型】とほぼ同じ。更新頻度を維持すれば、時間の経過とともに記事数では【ブログプロ型】に近づくが、それに伴って収入が増えるかどうか。現在は、記事数を増やしながら「高収入」に移行すべく経験を積んでいる途中と考えられる。

【気分伝える情熱型】=収入ゼロでもPVが少なくてもテンションを維持できる「高頻度0円」層

このグループには、もともと副収入に関心がなくアフィリエイトなどを設置していない人と、アフィリエイトを設置しているものの収入が0円という人の両方が含まれる。ブログの開設目的では、副収入にかかわる回答が低く、一方で日記や自分に関する記録、備忘録の比率が高くなっている。更新頻度は高いものの、ページビュー数は「50ページビュー未満」が60%を占めている。収入がなくてもページビュー数が少なくても、高い更新頻度を維持できているということは、5つのグループの中ではもっとも純粋に「ブログを運営すること」に情熱を持っているといえる。

【ちゃっかりマイペース型】=少ない手間で効率よくブログを運営する「低頻度収入あり」層

高い更新頻度でも収入0円の人が圧倒的に多いことを考えると、低い更新頻度で収入が得られていることは、上手にブログを運営しているとみることもできる。このグループは、年代では30~34歳の比率がもっとも高く、職業別では技術系会社員と自営業者の比率が高いのが特徴。本業が忙しくて更新頻度は低いものの、専門知識を生かして効率よくブログを運営している姿が想像される。

【とりあえず開設型】=友人との関係やSNSの日記を重視する「低頻度0円」層

ブログの対象として、実生活で関係のある友人・知人を想定している比率が高い。アクセス分析を行っていない人が47%と、どれだけの人に読んでもらったかについても、あまり関心がない。SNSで日記をつけている人を対象にした質問では、SNSの日記よりもブログの更新に力を入れている人は14%と他のグループに比べて極端に低くなっている。これらのことから、SNSの方に関心が向いていて、ブログについてはとりあえず開設し、友人・知人向けにたまに更新している、という人が多いと推測できる。

■結果概要

◎【ブログプロ型】の7割がアフィリエイトによる副収入目的でブログを開設
広告設置率はアフィリエイト広告86%、テキスト広告42%で最多

最新のブログを開設した目的は、【ブログプロ型】では「アフィリエイトプログラムによる副収入」が70%と圧倒的に高く、「報酬記事を書くことによる副収入」も20%と他のグループに比べて高い。それを裏付けるかのように、【ブログプロ型】の広告設置率は、アフィリエイト広告86%、テキスト広告42%でいずれも他のグループと比較してもっとも高くなっている。収入のない【気分伝える情熱型】と【とりあえず開設型】の開設目的は「日記や自分に関する記録、備忘録として」が他のグループと比べて高く、広告設置率は低くなっている。現在広告を設置している人は、全体で、アフィリエイト広告37%、テキスト広告14%という結果になった。

◎記事のジャンルは、【ブログプロ型】と【気分伝える情熱型】【とりあえず開設型】で傾向に差
【ブログプロ型】には、インターネット、投資、美容、健康、学習などが人気

ブログに書く記事のジャンル(内容)を複数回答形式で回答してもらったところ、全体では、「生活(日常の出来事・子育て・懸賞など)」がもっとも高く58%となった。以下、2位から5位までは30%台となっている。【ブログプロ型】は、「コンピュータ・インターネット」、「金融・投資」、「美容・ダイエット・ファッション」、「医療・健康」、「学習・資格」が他のグループと比較して高くなった。一方、「生活(日常の出来事・子育て・懸賞など)」は【気分伝える情熱型】と【とりあえず開設型】の比率が高い。

◎【ブログプロ型】は86%が何らかのアクセス分析を実施
宣伝方法にもクチコミやサーチエンジン対策などの手法を駆使

ブログのアクセス分析については、【ブログプロ型】は86%が何らかのアクセス分析を実施していることがわかった。逆に、【とりあえず開設型】は、分析を行っていない人が47%を占める。【ブログプロ型】と【ちゃっかりマイペース型】では、アクセス分析専用のASPやブログパーツを導入している人が多く、アクセス分析に熱心なことがうかがえる。アクセス数を増やすために、ブロガーが実施していることでは、【ブログプロ型】は「ブログランキング専用のサイトに登録している」、「特定のキーワードで検索結果上位になるよう、使用する言葉を工夫している」、「知らない人のブログに積極的にコメントの書き込みやトラックバックを行なっている」などの数値が高いという特徴が見られた。

◎【ブログプロ型】の52%がすでにブログパーツを導入済み
全体では35%が導入経験あるも、35%は意味を知らず認知度にギャップ

ブログパーツを「すでに自分のブログに導入している」のは、【ブログプロ型】が一番高く52%と過半数を超えた。【気分伝える情熱型】は25%、【とりあえず開設型】は10%とグループによって大きな差が出た。全体では、導入している人と過去に導入した経験のある人の合計が35%に達したものの、一方でブログパーツの意味を知らない人も35%存在していて、認知度に大きなギャップがあることもわかった。ブログパーツ設置の目的・動機は、「面白い・かわいいと思った」が55%と一番高かったが、「ブログ管理や運営に便利」や「ブログのデザイン性向上」という実用的な目的も多かった。

◎SNSで日記をつけている【ブログプロ型】の91%はブログ更新を重視
逆に【とりあえず開設型】は54%がSNSの日記の方を重視

SNSに登録をしている人は57%、登録していない人は43%という比率になった。SNSに登録している人のうち、「日記をつけている」(30%)と「日記はつけていない」(27%)はほぼ半々に分かれた。「SNSで日記をつけている」と回答した156人に対して、ブログの更新とSNSの日記の更新では、どちらにより力を入れているかを質問したところ、「SNSの日記の更新」が45%で、「ブログの更新」の35%を上回った。【ブログプロ型】は、「ブログの更新」に力を入れている人が91%と圧倒的に高い。反面、【とりあえず開設型】はSNSの日記の更新に力を入れている人が54%と過半数を超えている。

◎【気分伝える情熱型】は、SNSの日記や掲示板の投稿を情報源として活用
一方、【ブログプロ型】はポータルサイト、企業サイトなどを重視

ブログを書くために意識的に接触している情報源は、「テレビ番組の情報」がもっとも高かったが、2位から4位まではネットの情報源が占め、ブログ記事執筆のためにネットの情報源が活用されていることがわかった。【ブログプロ型】は、「ポータルサイト」、「企業サイト」、「懸賞・アフィリエイト情報サイト」を活用している比率が高かったのに対して、【気分伝える情熱型】は、SNSの日記や掲示板の投稿を情報源としている比率が他のグループと比べて際立って高かった。性別では、男性は「ポータルサイト」、「ニュースサイト」、「企業サイト」、女性は「SNSの日記や掲示板の投稿」、「懸賞情報サイト」などを重視する傾向が出ている。

◎【ブログプロ型】の58%が特定の製品・サービスを記事にした経験
記事にしたきっかけは自分の体験と「読者が興味を持つと思ったから」

ブログの記事として特定の企業の製品やサービスを取り上げた経験があるかどうかを聞いてみたところ、「メインにした記事を書いたことがある」(31%)と「話の中で触れたことはある」(30%)を合わせると、企業の製品やサービスを記事の中で紹介したことがあるブロガーは6割を超えていることがわかった。【ブログプロ型】は、「メインにした記事を書いたことがある」と回答した人が58%ともっとも高くなった。企業の製品やサービスについて記事を書こうと思ったきっかけは、全体では「自分で実際に体験してみて素晴らしいと感じたから」が75%となった。【ブログプロ型】は、「読者が興味を持つと思ったから」が他のグループと比較して際立って高いという特徴が見られた。

◎クチコミブログ広告サービスの登録率は【ブログプロ型】で34%
全体では、クチコミブログ広告の容認派は約8割

特定の企業の製品やサービスについての記事を書けば報酬がもらえる「クチコミブログ広告」については、「登録している」と回答した人は全体の13%にとどまった。その中で【ブログプロ型】(34%)と【発展途上これから型】(30%)は3割を超えているのが目立った。このようなブロガーが企業から報酬をもらって製品やサービスについて記事を書くクチコミブログ広告についてどう思うかを聞いたところ、「事実に基づいた記事であれば容認できる」が56%ともっとも高く、「企業・ブロガーともにメリットがあれば好ましいことだと思う」と合わせると容認派は約8割に達する。

■結果詳細

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 ◎初出:2008年11月11日
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2008/03/26

「Webコミュニケーションについてのアンケート(ケータイ編)」結果概要

ケータイでのインターネット接続時間は半年前から増加傾向も飽和状態に
「Webコミュニケーションについてのアンケート(ケータイ編)」結果概要

WEBマーケティング研究会(東京都港区南青山・株式会社アイプラネット内)は、インターネット利用者がどのようにSNSやblogなどのCGMや、ケータイ向けコンテンツを活用しているかを調査するために、「Webコミュニケーション(SNS・blog・ケータイ)についてのアンケート」を実施し、その集計結果をCGM編とケータイ編に分けて公表することにした。

■アンケート実施概要

「Webコミュニケーション(SNS・blog・ケータイ)についてのアンケート」
調査期間:2008年2月6日(水)~3月3日(月)
調査対象者:Webマーケティング研究会会員およびWebマーケティング研究会サイト訪問者
調査形態:Webでのアンケート調査(Webマーケティング研究会のWebサイトで実施)
有効回答:643件

■ケータイ編結果概要

◎Webでのアンケートでは、ケータイでインターネットに接続する人は65.2%、毎日接続する人も26.4%

ケータイでインターネットに接続する頻度を聞いたところ、「ケータイではネットに接続しない」と回答した人が34.8%となり、ケータイでインターネットに接続している人が65.2%となった。接続する頻度では、「毎日少なくとも1回」が26.4%ともっとも多かった。

◎インターネット接続時間は半年前に比べて変わらないが約半数も、全体では増加傾向

ケータイでのインターネット接続時間をおよそ半年前と比較すると、「ほとんど変わっていない」と回答した人が45.6%とほぼ半数になった。サンプル数の多かった20代、30代、40代を比較してみたところ、各年代で半年前に比べて増えたと回答した人が減ったと回答した人に比べて多かった。

◎ケータイで利用しているサービスは「メールの送受信」、「ニュース、天気予報」や「交通案内」

ケータイでインターネットに接続する目的は「メールの送受信」が69.7%でもっとも多く、続いて「ニュース、天気予報」(45.6%)や「交通案内」(37.9%)が上位を占めた。過去に利用したことのある有料サービスは、「着メロ、着うた」が67.5%と圧倒的に多かった。

◎半年後のケータイでのインターネット接続時間は「今とほとんど変わらないと思う」が6割強

およそ半年後に、ケータイでインターネットに接続する1日の平均利用時間はどう変わっていると思うかを聞いたところ、「今とほとんど変わらないと思う」が63.7%を占めた。ケータイによるインターネット接続が以前から定着していたため、利用時間はすでに飽和状態にあると推測される。

■結果詳細

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 ◎初出:2008年3月26日
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「Webコミュニケーションについてのアンケート(CGM編)」結果概要

半年前と比較したSNSやblogの利用頻度変化は年代によって温度差
「Webコミュニケーションについてのアンケート(CGM編)」結果概要

WEBマーケティング研究会(東京都港区南青山・株式会社アイプラネット内)は、インターネット利用者がどのようにSNSやblogなどのCGMや、ケータイ向けコンテンツを活用しているかを調査するために、「Webコミュニケーション(SNS・blog・ケータイ)についてのアンケート」を実施し、その集計結果をCGM編とケータイ編に分けて公表することにした。

■アンケート実施概要

「Webコミュニケーション(SNS・blog・ケータイ)についてのアンケート」
調査期間:2008年2月6日(水)~3月3日(月)
調査対象者:Webマーケティング研究会会員およびWebマーケティング研究会サイト訪問者
調査形態:Webでのアンケート調査(Webマーケティング研究会のWebサイトで実施)
有効回答:643件

■CGM編結果概要

◎SNSに1つ以上登録している人は33.6%、ほぼ毎日ログインしている人が約6割

SNSに1つ以上登録している人は33.6%、登録数では「1つ」(21.9%)がもっとも多かった。登録しているSNSへのログイン頻度は、「1日に1回程度」が33.3%でもっとも多く、続いて「1日に何度も」が27.8%となり、ほぼ毎日ログインしている人が約6割を占めた。

◎SNSへのログイン頻度は半年前に比べて増加傾向

SNSへのログイン頻度は、およそ半年前と比較して「ほとんど変わっていない」(28.7%)が一番多かったものの、「やや増えた」(26.4%)と「かなり増えた」(15.3%)が減ったという回答に比較して多くなっていることから、おおむね半年前よりも増加している傾向が見てとれる結果となった。

◎半年前からのログイン頻度の変化は年代で傾向に違いが

20代は他の年代に比べて「かなり増えた」が多かったものの、一方で「かなり減った」も多かった。30代は「ほとんど変わっていない」がもっとも多く、40代は「かなり増えた」が極端に少なかったものの、「やや増えた」と回答した人が他の年代に比べて多かった。

◎人気のあるblogのジャンルは「生活」、「グルメ・料理」、「趣味」、blog開設経験者は31.1%

よく閲覧するblogのジャンルは、「生活(日記、子育て、懸賞など)」(42.9%)、以下「グルメ・料理」(32.2%)、「趣味(ゲーム、車、ペットなど)」(31.9%)という順位になった。また、過去にblogを開設した経験がある人は31.1%と3割を超えることがわかった。

◎blog開設経験者のblog更新頻度は、半年前に比べて減少傾向

現在運営しているblogの更新頻度については、「週に数回程度」が29.5%でもっとも多かった。およそ半年前に比べると、「かなり減った」と「やや減った」の合計はちょうど4割となり、全体的な傾向として更新頻度は減少していることがわかった。

◎半年前からのblog更新頻度の変化では、SNSログイン頻度とは違った年代別傾向が

半年前からのblog更新頻度の変化では、40代は「かなり増えた」が多かったものの、一方で「かなり減った」も多く、SNSのログイン頻度で20代が示したような特徴が見られた。20代と30代では、ほとんど差は見られなかった。

■結果詳細

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 ◎初出:2008年3月26日
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2008/02/06

「Webコミュニケーション(SNS・blog・ケータイ)についてのアンケート」を開始しました

このアンケートは、インターネットを利用しているみなさんがパソコンやケータイでどのようにSNSやblogを活用しているかをお聞きして、Webコミュニケーションの実態を分析することが目的です。なお、集計結果は、当研究会のサイトで公表する予定です。

(※アンケートは3月3日正午をもって終了いたしました。ご協力ありがとうございました)

「Webコミュニケーション(SNS・blog・ケータイ)についてのアンケート」は、WEBマーケティング研究会が主催するものです。アンケート結果は数値的な集計が行われ、回答された方が特定されるような形態で第三者に開示されることはありません。回答者の個人情報は主催者で厳重に管理し、一切外部に出すことはありませんので、ご安心ください。個人情報の取扱いにつきましては、個人情報の取り扱いについてをご覧ください。

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 ◎初出:2008年2月6日
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2007/12/26

「クロスメディアマーケティング受容実態調査 2007」結果概要

WEBマーケティング研究会(東京都港区南青山・株式会社アイプラネット内)は、クロスメディア広告の接触状況や企業サイトやクチコミサイトが消費者の購買活動に与える影響、2007年に印象に残ったキャンペーンなどを調査するために、インターネットパネルを使ったアンケート調査を実施し、その集計結果の概要を発表した。

■アンケート実施の背景と目的

WEBマーケティング研究会は、インターネット利用者がインターネットでどのような情報源から情報を収集し、それらの情報が購買活動などにどのように影響しているかを調査するため、2007年7月~8月にwebサイトで「インターネットを使った情報収集に関するアンケート」(2007年10月18日結果概要公表)を実施した。分析結果からは、

   ◎商品購入決定に影響力があるのは「クチコミサイト」と「企業サイト・企業ブログ」
   ◎商品購入の際に重視したい情報は、商品カテゴリーによって特徴的な違いがある

などが明らかになり、インターネット広告を含めた多様な広告との接触で商品の存在を知った後、メーカーや販売会社など企業サイトで商品への興味を高め、クチコミサイトの情報を参考にして商品の購入を最終的に決めるという、インターネット情報を活用する消費者の購買行動パターンが浮かび上がってきた。

前回調査の結果を受けて、WEBマーケティング研究会では、外部のインターネットパネルを利用したクロスメディアマーケティング受容実態調査を実施することにした。

■アンケート実施概要

調査期間:2007年12月12日(水)~12月14日(金)
調査方法:インターネットによるパネル調査
調査対象:外部のインターネットパネルに登録している男女20代~50代の関東1都3県(東京都、
埼玉県、千葉県、神奈川県)在住者
     (ただし、調査業・広告代理業、放送業、出版・印刷関連産業に勤務している人は除く)
サンプル抽出法:男女各年代(20代・30代・40代・50代)各々を均等に割付
有効回答数:416件

■結果概要

◎企業サイトにアクセスする目的は「商品の情報収集」や「オンライン購入」

約9割の人が2007年に何らかの目的で企業サイトにアクセスした経験を持っていることがわかった。アクセスする目的は、「これから購入したい商品・サービスに関する情報収集」(75.5%)や「ネットを通じた商品・サービスの購入」(53.6%)が高かった。性別や年代によってアクセスする目的に違いが見られた。20代は男女ともに「採用に関する情報収集」が高く、40代~50代女性は「企業が実施しているキャンペーンやプレゼントへの応募」が高かった。

◎企業サイトの信頼性を判断する基準は「運営している企業が有名」が約7割

情報源として活用する企業サイトの信頼性を判断する基準は、「運営している企業が有名」と回答した人が69.4%で一番多く、運営している企業の知名度が企業サイトの信頼性に大きく影響することがわかった。女性は「サイトの使い勝手が良い」、「サイトの文章がしっかりしている」、「サイトのデザインが洗練されている」、「雑誌等他のメディアでよく紹介されている」を男性よりも重視する傾向が見られた。

◎クチコミサイトでは「投稿されているクチコミ数が多い」が信頼性の判断基準

クチコミサイトの信頼性については、「投稿されているクチコミ数が多い」が50.0%で1位になった。企業サイトで約7割を占めた「運営している企業が有名」(31.0%)は2位にとどまった。企業サイトと異なり、運営企業の知名度ではなく、利用者が活発に投稿しているサイトが信頼される傾向にあることがわかった。女性は男性に比べて「投稿されているクチコミ数が多い」を重視する傾向があり、特に20代と30代でその数字が高くなっている。

◎企業サイトが購買活動に与える影響は性別で大きな差

企業サイトから収集した情報に基づいて、2007年に購入を決定したことがある商品は、「家電製品」(53.4%)が一番高く、「食料品」(35.8%)、「衣類・ファッション」(33.3%)の順になった。また、購入に至った商品のカテゴリーが性別で大きく異なっていることがわかった。男性が「家電製品」、「食料品」、「旅行」という順位になるのに対して、女性は「化粧品」、「家電製品」、「衣類・ファッション」の順になった。

◎クチコミサイトの情報は「家電製品」と「化粧品」の購買活動に大きな影響

「2007年にこの商品に関して購入または検討をした人」だけに絞り込んだ集計では、「家電製品」(44.8%)と「化粧品」(32.3%)の数字が高くなり、この2つのジャンルについては、クチコミサイトの影響力が高いことが数字で裏付けられた。「旅行」(15.0%)と「自動車」(10.6%)は、数値は他の商品カテゴリーに比べて低いものの、高額商品についてもクチコミサイトが一定の影響力を持っていることがわかった。

◎商品購入の過程において、Web広告の接触機会はマス広告や店頭POP・カタログに匹敵

2007年に商品の購入または購入を検討したカテゴリーについて、どのような広告と接触したかを質問したところ、「Web広告(パソコン)」の値が総じて高くなった。接触した広告の中で「Web広告(パソコン)」が一番多かったのは、「家電製品」、「化粧品」、「衣類・ファッション」、「旅行」、「自動車」の5つのカテゴリーにのぼる。「携帯電話」と「衣類・ファッション」は「店頭POP・カタログ」、「食料品」では「折込・チラシ」が一番高くなっている。

◎2007年のPC向けキャンペーンとして印象に残っているのは飲料メーカー

PC向け広告・キャンペーンの企業名では、キリン(16件)、コカコーラ(14件)、サントリー(9件)と飲料系企業が目立った。その他、件数の多い企業としては、NTTドコモ(11件)、ソニー、ソフトバンク、楽天(いずれも7件)などとなった。

■結果詳細

「クロスメディアマーケティング受容実態調査 2007」報告書PDFをダウンロード

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 ◎初出:2007年12月26日
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2007/12/21

「Webサイト運営に関する実態調査」結果概要

WEBマーケティング研究会(東京都港区南青山・株式会社アイプラネット内)は、企業や団体が運営しているwebサイトについて、その運営方法や採用しているマーケティング手法からwebサイト運営の課題等を分析するため、「Webサイト運営に関する実態調査」を実施した。

質問内容がサイト運営の詳細に及んだために有効回答数は少なくなったが、サイト運営の実態を示す結果が得られ、傾向を見るには参考になると思われるため、集計結果を公表することにした。

■アンケート実施概要

「Webサイト運営に関する実態調査」
調査期間:2007年10月5日~11月5日
調査対象者:WEBマーケティング研究会会員およびWEBマーケティング研究会サイト訪問者
      (ただし、広告会社、制作会社、コンサルティング会社等は除く)
調査形態:webでのアンケート調査(WEBマーケティング研究会のwebサイトで実施)
有効回答:29件

■結果概要

◎Webマスターの日常業務「すべて社内で運用」は6割以上

すべて社内で運用している業務は、「Webマスターの日常業務」(62.1%)、「サイトへの集客手段(ネット広告やサーチエンジン対策)の立案」(48.3%)、「コンテンツの企画・制作」(34.5%)、「サーバの管理・保守」(31.0%)という順になった。

◎サーチエンジン最適化を実施しているサイトが約7割

サイトへの集客手段として実施したことのある広告やプロモーションは、「サーチエンジンへの登録」(89.7%)と「サーチエンジン最適化」(69.0%)が上位を占めた。

◎現在の課題は「サイト運営予算」や「運営に必要な人材やスキル」が不足していること

現在認識している課題は、「サイト運営のための予算が不足している」(62.1%)。続いて「サイト運営に必要な人材やスキルが不足している」(44.8%)、「サイトの現状把握や効果測定が十分に行われていない」(41.4%)、「サイトの評価指標が定まっていない」(37.9%)が並んだ。

■結果詳細

「Webサイト運営に関する実態調査」報告書PDFをダウンロード (219KB)

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 ◎初出:2007年12月21日
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2007/10/20

「インターネットを使った情報収集に関するアンケート」結果概要(3)

【7】インターネットで得られた情報が購買活動に与える影響

「商品の存在を知ったことがある」と「商品に興味をもったことがある」は、「企業が運営する公式サイトやブログの記事」や「企業が発行するメールマガジン」の影響力が強く、「商品の購入を決めたことがある」と「購入するサイトや店を決めたことがある」という段階になると「クチコミサイト、商品レビューサイトの投稿」の影響力が高くなることがわかった。

これらの結果からは、インターネット広告を含めた多様な情報源によって商品の存在を知った後、メーカーや販売会社など企業のサイトやメールマガジンの情報で商品への興味を高め、商品レビューサイトなどのクチコミ情報を参考にして商品の購入を最終的に決めるという、インターネット情報を活用する消費者の購買行動パターンが見えてくる。また、インターネット広告は、商品を認知して興味を持ってもらうきっかけには十分になっていることがわかる。

【8】商品を購入する際に重視したい情報源

オンラインでの購入の際にもっとも重視したい情報源は、「メーカー・生産者の公式サイト」、「販売している業者のサイト」、「クチコミサイト、商品レビューサイト」がおおむね上位を占めた。全体では同じ傾向だったが、カテゴリーによっては特定の情報源の影響力が比較的強いという特徴が見られた。たとえば、「CD・DVD」では「テレビ、ラジオなどの電波媒体」、「衣類・ファッション」では「雑誌、新聞などの紙媒体」、「飲料・酒類」や「ゲーム機器」では「友人・知人からのクチコミ情報」の数値が他のカテゴリーと比較して高かった。

オフラインでの購入の際にもっとも重視したい情報源は、、12商品カテゴリーすべてで、「店頭で得られる情報」が第1位となった。しかし、2位以降については、オンラインでの購入以上に商品カテゴリーによって違いが大きかった。オフラインでの購入であっても、「メーカー・生産者の公式サイト」の影響力が強いのは注目すべき点といえる。

【9】インターネットで得られた有益な情報の伝達意向

インターネットで得られた有益な情報の伝達意向では、全体としては「そう思う」と「どちらかといえばそう思う」を合わせるとほぼ4人に3人が、有益な情報を知人やネットの仲間に伝えることに積極的であるという結果になった。

性別によるクロス集計を行ったところ、大きな差があることがわかった。「どちらかといえばそう思う」と「どちらかといえばそう思わない」についてはほぼ同じ数値となったものの、「そう思う」が女性の方が約10ポイント高く、逆に「そう思わない」は男性の方が約10ポイント高くなっていて、有益な情報の伝達意向は女性の方が合計で11ポイント高くなった。

■回答者属性

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 ◎初出:2007年10月18日
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2007/10/19

「インターネットを使った情報収集に関するアンケート」結果概要(2)

【1】インターネットの情報収集に費やす時間(パソコン)

プライベート目的の情報収集は、「ほとんど情報収集しない」と回答した人が2.1%にとどまり、97.9%の人が毎日インターネットで情報収集していることがわかった。毎日1時間以上、プライベート目的の情報収集を行う人が全体の79.4%とおよそ8割に達した。

ビジネス目的の情報収集は、「ほとんど情報収集しない」と回答した人が44.8%となり、ビジネス目的で毎日なんらかの情報収集をしている人は55.2%にとどまった。「3時間以上」の人と「30分以下」の人の割合が高く、費やす時間に二極分化傾向が見られた。

【2】インターネットの情報収集に費やす時間(携帯電話)

プライベート目的の情報収集は、「ほとんど情報収集しない」と「30分以下」で全体の8割以上を占めた。しかし、一方で「3時間以上」と回答した人が4.3%存在し、1時間以上と回答した人の累計も全体の10.4%と1割を超えた。

ビジネス目的の情報収集は、89.3%の人が「ほとんど情報収集しない」と回答した。また、情報を収集している人でも、「30分以下」が圧倒的に多く、30分以上と回答した人は全体の4.5%にとどまった。

【3】情報源としてよく利用するサイト

パソコンを使ったインターネットの情報収集において、情報源としてよく利用するサイトは「ポータルサイト」、「ニュース専門サイト」、「企業サイト・企業ブログ」が上位を占めた。消費者のクチコミ情報が入手できるCGM関連では、「クチコミサイト(商品レビューサイト)」、「個人のブログ」、「掲示板」、「mixiなどのSNS」など、情報源としてそれなりに利用されていることがわかる。一方、情報の信頼性としては高いはずの「公共機関・自治体サイト」は、21.5%と比較的低い数字にとどまった。

【4】よく利用するサーチエンジンとその理由

情報収集の際にもっともよく使うサーチエンジンは、Yahoo!とGoogleが人気を二分した形となり、以下大きく差があいて、MSN/Live.com、infoseek、gooという結果になった。「サーチエンジンはほとんど使わない」と回答した人は、わずか0.9%という数字になり、99%を超える人が情報収集の際にサーチエンジンを活用していることが裏付けられた。

上記で選んだサーチエンジンが他のサーチエンジンに比べて便利だと感じる点は、「検索結果としてヒットするサイトの件数が多い」が61.0%と圧倒的な支持を集めて第1位となった。情報目的で利用するサーチエンジンを選ぶ要素として、より多くのページが検索対象になっていることが重要視されているようだ。

【5】インターネットでの情報収集に利用しているツールやサービス

プライベート目的では、「企業やショッピングサイトが発行するメールマガジン」が75.2%と圧倒的に多く、以下は「YouTubeなど動画共有サイト」、「新入荷商品などを随時知らせてくれるアラートメール」、「Googleツールバーなどブラウザのアドオンソフト」という順になった。利用者の割合はまだ低いものの、「RSSリーダー」や「ポッドキャスティング(ポッドキャスト)」の利用経験が1割を超えた点は注目される。

ビジネス目的となると、第1位は同じく「企業やショッピングサイトが発行するメールマガジン」だが、第2位以降の順位が大きく変わる。「Googleツールバーなどブラウザのアドオンソフト」、「Googleなどのパーソナライズドページ」、「RSSリーダー」、「ソーシャルブックマーク」と続く。ビジネス関連情報をRSSやソーシャルブックマークで収集している人が多いということは、情報を発信する側としては、RSSやソーシャルブックマークを情報伝達ルートとして意識する必要がありそうだ。

【6】「インターネット以外の媒体で得た情報」をインターネットで調べる頻度

テレビや新聞、雑誌など「インターネット以外の媒体で得た情報」について、さらに詳しく調べたり、その真偽をたしかめたりするために、インターネットで調べる頻度が高かったのは「新聞の記事」や「テレビ番組の情報」、「商品についているシールや説明書、店舗にあるリーフレット」だった。一方で「テレビCM」や「折込チラシやフリーペーパーの情報」は、頻度は低くても過去にインターネットで調べたことがあると回答した人が多かった。

テレビCMや折込チラシを見て商品やサービスに関心を持ったものの、十分な情報を得られなかったために、それをインターネットの情報で補おうとする行動パターンが定着してきている可能性が感じられる。

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 ◎初出:2007年10月18日
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