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2011/12/28

「Facebookページの実態調査2011・ユーザ編」結果概要

Webマーケティング研究会 自主アンケート
「Facebookページの実態調査2011・ユーザ編」結果概要

WEBマーケティング研究会(東京都港区南青山・株式会社アイプラネット内)は、Facebookユーザが主に企業が運営する商用目的のFacebookページをどのように利用しているかを明らかにするために、インターネットパネルを使ったアンケート調査を実施し、その集計結果の概要を発表した。

■アンケート実施概要

調査期間:2011年10月6日(木)~10月7日(金)
調査方法:インターネットによるパネル調査(調査機関:株式会社マクロミル)
調査対象:全国の20歳~59歳の男女会社員
     (ただし、広告代理店・調査会社に勤務している人は除く)
割付:男女半々、20代100人、30代100人、40代100人、50代100人
スクリーニング条件:Facebook利用者(週1回以上ログインしている人)
有効サンプル数:416件

※本調査は、Facebookに週1回以上ログインしている人のみを対象にして、上記の通り性別と年代で均等割付を行っているため、調査結果はインターネット利用者の全体像を必ずしも反映していない可能性がある。

■結果概要

◎Facebookを始めたきっかけは「友達に勧められたから」と「話題になっているから」

Facebookを始めたきっかけを複数回答形式で聞いたところ、回答の多い順に「友達に勧められたから」(37.7%)、「話題になっているから」(30.8%)、「個人的な人脈拡大になると思ったから」(9.4%)、「海外の人とコミュニケーションできると思ったから」(6.0%)となった。「海外の人とコミュニケーションできると思ったから」が第4位に入っている点が目立つ。30代男性、40代男性は、「友達に勧められたから」が低く、「話題になっているから」の比率が高い。30代女性、40代女性では「友達に勧められたから」が高く、男女で対照的なきっかけとなっている。

◎Facebookを利用する目的は「面識のある友達とのコミュニケーション」が75%

Facebookを利用する目的については、「面識のある友達とのコミュニケーション」(74.8%)が圧倒的に多く、以下は「趣味など個人的な情報収集」(32.7%)、「新しい友達探し、個人的人脈の拡大」(25.0%)、「暇つぶし」(22.6%)の順となった。「話題になっているから」と自主的に始めた30代男性、40代男性では、「暇つぶし」の比率が高い。20代女性、30代女性は「面識のある友達とのコミュニケーション」の比率が高い。同じ女性でも50代になると「面識のある友達とのコミュニケーション」は低くなる。ビジネス関係の目的は総じて低い数字となったものの、企業のFacebookページを積極的に活用する人は「会社内のコミュニケーション」などの数字が比較的高い特徴が見られた。

◎登録している友達は「1人~10人」が38%、友達の数はアクティブ度と密接な関係

Facebookに登録している友達の数は、「1人~10人」が37.5%でもっとも多かった。以下、「11人~20人」(17.5%)、「51人~100人」(11.5%)、「21人~30人」(11.3%)の順。友達数「0人」が4.8%いる一方で、101人以上も8.6%いた。性別・年代別の傾向では20代女性が友達の数がもっとも多く、40代と50代女性は少ない。Facebookページにアクセスした経験がない人は友達10人以下の比率が高く、逆に企業が運営するFacebookページで6ページ以上「いいね!」を押した人は友達30人以上の人の比率が高いなど、友達の数とFacebook上におけるアクティブ度に密接な関係があることがわかった。

◎企業が運営する商業目的のFacebookページにアクセス経験があるのは全体の43%

「Facebookページにアクセスしたことはない」と回答したのは45.4%で、54.6%は何らかのFacebookページにアクセスした経験があることがわかった。アクセスしたFacebookページの種類としては、「企業が運営する商業目的のFacebookページ」(42.5%)、「アーティストなど著名人が運営するFacebookページ」(22.8%)、「ファンや利用者などがコミュニティとして開設したFacebookページ」(18.3%)の順になった。いわゆる企業Facebookページへのアクセス経験を持つ人は全体の42.5%となった。性別・年代別の傾向では、Facebookページにもっともアクセスしているのは30代男性で、次いで20代男性、20代女性の順となった。

◎企業Facebookページで「いいね!」を押したことがあるのはアクセスした人の51%

企業Facebookページにアクセスしたことがあると回答した177人を対象に、企業Facebookページでどんなアクションをとったかを複数回答形式で聞いたところ、「『いいね!』ボタンを押したことがある」が51.4%と過半数を超えた。次いで、「キャンペーンに応募したことがある」が36.7%となった。何らかのアクションを起こした比率が高かったのは40代男性だった。

◎併用しているソーシャルメディアはTwitterとmixiがともに66%と高い

Facebook以外でアカウントを保有しているソーシャルメディアとしては、多い順に「mixi」(66.3%)、「Twitter」(65.9%)、「YouTube」(48.6%)という順になった。開始後それほど時間が経っていない「Google+」のアカウントを保有している人も14.2%いた。一方、利用しているソーシャルメディアはFacebookのみと回答した人は9.6%だった。男女とも年代が若くなるほど、他のソーシャルメディア併用率が高くなった。

■Facebook利用者の分類

本調査の目的の一つは、企業が運営するFacebookページにアクセスして積極的に活用している人とそうでない人の違いを調査して、積極的に活用してもらうためにはどんな障害となる要素があるのかを分析することである。当初、企業Facebookページにアクセス経験がある177人を、企業Facebookページに「いいね!」を押した人(91人)と押したことがない人(86人)に分けて分析したものの、両者に際立った違いが見られなかった。その理由を考察する過程で、「いいね!」を押した人91人には、「いいね!」を押したページ数が6ページ以上の人(60人)と5ページ以下の人(31人)で傾向に大きな違いがあることがわかった。

そこで、企業Facebookページへのアクセス経験と「いいね!」を押したFacebookページ数の回答内容を組み合わせて、全回答者416人を次の4つのグループに分類し、すべての質問についてクロス集計を試みた。

1、企業Facebookページにアクセスして「いいね!」を6ページ以上押した人 60人
2、企業Facebookページにアクセスして「いいね!」を5ページ以下押した人 31人
3、企業Facebookページにアクセスするも「いいね!」を押さなかった人 86人
4、企業Facebookページにアクセスした経験のない人 239人

■グループ別の特徴

今回分類に使用した4つのグループの特徴をまとめたところ、次のようになった。整理された特徴によって、各グループのユーザ像を一言で表現する名称をつけてみた。

1、モバイルを駆使してFacebookをフルに活用する「達人ユーザ」
  企業Facebookページにアクセスして「いいね!」を6ページ以上押した人

このグループの特徴は、企業Facebookページを自ら検索して訪問して「いいね!」を押すだけでなく、企業に対して投稿やコメントを送るなど、積極的に企業とコミュニケーションを行う人の比率が高い点である。スマートフォンやタブレット端末を活用して、1日1回以上ログインし、登録した友達の数は31人以上の比率が高い。

 ・「スマートフォンやタブレットなどモバイル端末を活用」
 ・「1日1回以上ログイン」
 ・「友達31人以上」
 ・「Facebookページ運営企業とのコミュニケーションに関心」
 ・「会社内コミュニケーションなどビジネス目的のきっかけ」
 ・「Twitterとmixiの利用率が高い」

2、Facebookページのキャンペーン参加中心の「お気楽ユーザ」
  企業Facebookページにアクセスして「いいね!」を5ページ以下押した人

このグループは、主にキャンペーンに参加するために企業Facebookページを訪問した層である。「いいね!」以外のアクションはあまり起こさず、企業とのコミュニケーションには関心がないように見受けられる。

 ・「ビジネス活用、人脈拡大に無関心」
 ・「友達30人以下」
 ・「企業とのコミュニケーションに消極的」
 ・「キャンペーンの告知を見てFacebookページにアクセス」
 ・「いいね!を押した後も企業に対する好感度や製品購入頻度に変化なし」

3、企業が運営するFacebookページの採点が辛い「こだわりユーザ」
  企業Facebookページにアクセスするも「いいね!」を押さなかった人

このグループは、企業Facebookページにアクセスしたものの、これまでに一度も「いいね!」を押さなかった人である。ただし、決してFacebookの活用度が低いわけではなく、スマートフォンの利用率が高いなど、「いいね!6ページ以上」の人との共通点が多い。友達の平均数では「いいね!6ページ以上」の人を凌ぐほどで、アクティブ度は少なくとも「いいね!5ページ以下」の人以上といえる。キャンペーンにはあまり興味がなく、検索して関心のある企業の公式Facebookページにアクセスするという行動に特徴がある。

 ・「友達数は平均的に一番多い」
 ・「企業の公式Facebookページ中心でキャンペーンには興味薄い」
 ・「スマートフォン利用率が高いなど、いいね!6ページ以上の人との共通点多い」
 ・「アクティブ度は、いいね!6ページ以上の人に近い」
 ・「企業へのメッセージ送信などのコミュニケーション経験者あり」

4、Facebookをまだ十分に使いこなせていない「未成熟ユーザ」
  企業Facebookページにアクセスした経験のない人

これまで企業Facebookページに一度もアクセスしたことがない人は、モバイル端末の利用率が低いほか、ログイン頻度が低い、Facebookのためのアプリを使う人が少ない、他のソーシャルメディア利用率が低いなど多くの共通点が見られる。面識のある友達比率が高く、ネットで新しい友達を作ることに消極的である。

 ・「友達10人以下」
 ・「モバイル端末を使わない」
 ・「ログイン頻度低い」
 ・「ネットでの友達作りに無関心」
 ・「アプリを使わない」
 ・「他のソーシャルメディア利用率低い」

■結果詳細

「Facebookページの実態調査2011・ユーザ編」報告書PDFをダウンロード

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 ◎初出:2011年12月27日
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