第2回・HootSuite
HootSuiteは、カナダのHootSuite Media社が2008年12月にリリースしたTwitterを効率よく活用するためのWebアプリケーションです。本来Twitter専用ツールでしたが、FacebookやFoursquareなど主要ソーシャルメディアとの連携機能も充実しているのが特徴です。HootSuiteは会員登録すると無料で利用できます。初めてログインする際に、Twitterのアカウントの登録が求められます。HootSuiteで他のソーシャルメディアと連携したい場合は、Facebookなどのアカウントを登録しておくと、以後は各ソーシャルメディアにログインした状態で利用できるようになります。
HootSuiteの基本的な機能は、複数のアカウントを一括管理することです。具体的には、同じ画面に複数のタイムラインを表示できます。特定のキーワードを含んだツイートだけを表示するタイムラインを作成したり、登録しているFacebookアカウントのウォールとTwitterのタイムラインを並べて表示させたりなど、画面を柔軟にカスタマイズできます。複数のタイムラインを同時に表示することで、タイムリーに返信できるようになります。また、ツイートする時間を設定する投稿予約の機能もあり、メールマガジンの配信予約のように決められた時間に情報を配信することも可能です。
HootSuiteの便利な機能としては、WebサイトやブログのRSSフィードを読み込んで、その内容をTwitterや登録したソーシャルメディアのアカウントに投稿する機能があります。この機能を活用すれば、新着情報やニュースのヘッドラインを定型フォームで自動的にツイートしてくれる「ボット」を作ることも可能です。ボット経由のツイートは、たとえば「新着情報」など頭に任意の文字列を設定することで、通常のつぶやきと区別できます。ただし、RSSフィードを読み込むタイミングには時差がありますので、リアルタイムで情報を同期できるとは限りません。
HootSuiteには、前回紹介したTwiiterの公式アクセス解析ツール「Twitter Web Analytics」のように、ツイートのサイト集客効果測定機能もあります。効果測定メニューの「Summary」では、ツイート文中のURLが何回クリックされたを集計します。ボットで自動作成されたツイートのURLのクリック数も集計できますので、ボットの集客効果についても把握できます。「Individual Message」では、個々のツイート別にクリック数を表示してくれますので、どのツイートが特に集客効果が高かったかがわかります。
| ツール名 | HootSuite |
| URL | http://hootsuite.com/ |
| 運営者 | HootSuite Media(カナダ) |
| 機能の概要 | 複数のタイムラインを同時に表示したり、タイムラインのレイアウトの変更や投稿のタイマー予約、短縮URLのクリック数解析など、Twitterを効率よく使いこなすためのWebアプリケーション。会員登録すれば無料で利用できる。 |
| 特徴 | Twitterのみならず、Facebook、LinkedIn、Foursquareなどのソーシャルメディアにも対応。RSSフィードを読み込んで、WebサイトやブログとTwitterなどのソーシャルメディアを連携できるなど、複数のアカウントを運営する企業にとって便利。 |
Twitterが普及している日本ではHootSuiteの利用者も大きく伸びていて、2010年5月にはHootSuiteに関する情報を日本語で提供する公式サイト「HootSuite Japan」も開設されました。HootSuiteは、Twitterを核にして、他のソーシャルメディアのアカウントやブログなどと連携させたい企業の運営担当者にとっては非常に便利なツールといえます。なお、PCからは主要なブラウザで利用できますが、スマートフォン利用者のために専用アプリも提供されています。
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◎初出:2011年10月17日
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