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2011年2月

2011/02/28

第7回・DNSSEC

DNSSEC(Domain Name System Security Extensions)は、DNSサーバがやりとりする対応情報の正当性を検証できるセキュリティ拡張機能で、一般的には「ディーエヌエス・セキュリティ」と読みます。具体的には、IPアドレスとホスト名の対応情報を送信する上位のDNSサーバが秘密鍵を使ってハッシュ値(特定の計算方法を使ってデータやファイルから割り出した値)を暗号化し、それを受信したDNSサーバが公開鍵を使って復号します。復号したハッシュ値が一致すれば、正当なDNSサーバからの応答であることと、その情報が途中で改ざんされていないことの証明になります。

DNSSECが注目されるようになったきっかけは、2008年7月に深刻なDNSの脆弱性が発見され、本来関係者だけが閲覧できる詳細資料が誤って一般公開されたことでした。その直後、発見された脆弱性を悪用してDNSサーバの情報を不正に書き換え、特定のドメインにアクセスできないようにしたり、特定のドメインへのアクセスを全く別のサイトに誘導したりする「DNSキャッシュポイズニング攻撃」の被害が続出しました。通常のDNSサーバは通信相手の認証手段を持たないという弱点が以前から指摘されていましたが、その弱点を補う技術として実装が進められてきたのがDNSSECです。

DNSSECによる運用を行うには、最上位階層のルートDNSサーバ以下のすべての階層でキャッシュDNSサーバを含めてDNSSECを導入する必要があります。最上位のルートゾーンについては、2010年7月15日にDNSSECの導入が完了し、トップレベルドメイン別の導入が進められています。2011年1月16日には「.jp」などのJPドメインへの導入が完了し、JPドメインにおけるDNSSECの運用体制が整いました。DNSSECを導入したい企業は、レジストラを通じて鍵情報(DSレコード)の登録を依頼することになります。一部レジストラでは、すでに1月からDNSSECの鍵情報の取り次ぎを開始しています。

第7回・DNSSEC(Domain Name System Security Extensions)
テクノロジー名 DNSSEC(ディーエヌエス・セキュリティ)
技術の概要 公開鍵暗号方式を使って、DNSサーバ間でやりとりされるIPアドレスとホスト名の対応情報の正当性を検証できるセキュリティ拡張機能。
普及状況 2010年7月15日に最上位のルートゾーンに導入完了。2011年1月16日には「.jp」などのJPドメインへの導入が完了し、すでに一部のレジストラでは鍵情報(DSレコード)の取り次ぎ業務を開始している。
考えられる影響 DNSSECが普及すれば、2008年7月に発見されたDNSの脆弱性はほぼ解消され、サイトがフィッシング詐欺に悪用されるケースも減ると期待されている。ECサイトなどWebサイトのセキュリティ向上に貢献する。

DNSSECが普及すれば、DNSキャッシュポイズニングの脅威はほぼ解消され、サイトがフィッシング詐欺に悪用されるケースも減ると期待されています。ECサイトなどでは利用者の安心感が向上する効果があるでしょう。しかし、企業や組織などが運用するキャッシュDNSサーバにDNSSECを導入するにはコストがかかります。サイトのセキュリティに関する技術としては、従来のSSL証明書を大幅に拡張したEV SSL証明書がありますが、まだ十分に普及しているとはいえません。日本では実質的に今年から導入が開始されたDNSSECですが、今年1年間でどのくらい導入が進むかが注目されます。

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 ◎初出:2011年2月28日
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2011/02/24

Vol. 11-14 日本の2010年インターネット広告費は前年比9.6%増の7747億円

□日本の2010年インターネット広告費は前年比9.6%増の7747億円

電通が発表した「2010年 日本の広告費」によると、媒体費と広告制作費を合わせた2010年のインターネット広告費は前年比9.6%増の7747億円となりました。内訳は、PC向けWeb広告が4876億円、モバイル広告が1201億円、広告制作費が1670億円となっています。SNSやミニブログなどのソーシャルメディアの存在感が高まってきたことや、クーポン共同購入サイトなど新しいサービスの登場が市場拡大に貢献しました。

2010年のネット広告費は7747億円、微増にとどまった前年から回復基調に(INTERNET Watch)
http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20110223_428818.html

□Appleが3月2日開催のイベントで次世代「iPad」発表の可能性

アメリカAppleが、3月2日にアメリカで開催される「iPad」関連イベントの招待状を報道関係者に送付したことが明らかになりました。技術系ポータルサイトAll Things Digitalは、3月2日のイベントで次世代「iPad」が発表される可能性があると報道しています。次世代「iPad」については、2011年6月まで発表が延期される見込みという別の報道もあり、Appleも次世代「iPad」の発表時期に関する正式な発表はしていません。

アップル、「iPad」関連イベントを米国時間3月2日に開催--報道関係者に招待状(CNET Japan)
http://japan.cnet.com/news/service/20426658/

□自民党が日本の政党で初めてFacebookの公式ページを開設

自由民主党は、日本の政党で初めてFacebookの公式ページを開設しました。2月19日に福岡で開催されたイベント会場で正式に発表されました。そのイベントの模様はニコニコ生放送で中継されました。開設から2月24日朝までの5日間で2000人以上の「いいね!」を集めています。公式ページでは、ニュースやイベント情報が掲載されるほか、自民党広報が運営する公式Twitterアカウントのツイートもチェックできます。

自民党がFacebookページ 日本の政党で初(ITmedia)
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1102/22/news070.html

□NTTドコモが「ドコモマーケット(iモード)」のPC向けサイトを開設

NTTドコモは、「ドコモマーケット(iモード)」において、iモード端末向けアプリを販売する「アプリストア」のPC向けサイトを開設しました。PC向けサイトでアプリを検索してお気に入りに追加すると、携帯電話向けサイトにアクセスした際にもお気に入り一覧を閲覧できます。ドコモマーケット(iモード)は、iモード端末向けのアプリや楽曲、電子書籍をオンライン販売する目的で2010年12月に開設されました。

ドコモマーケット(iモード)のPC向けサイト開設、携帯ネットとPCネットの融合なるか(ITpro)
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20110222/357542/

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 ◎初出:2011年2月24日
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2011/02/23

[WEB マーケティング研究会]vol.91 注目の位置情報サービスをご紹介

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[WEBマーケティング研究会]メールマガジン vol.91  2011.2.23発行
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                    ウェブサイトはこちらから  http://www.webdbm.jp/
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[1] 連載「Web関連の最新テクノロジー・2011年版」最新記事
[2] 「注目のWebマーケティング関連ニュース」最新記事
[3] 編集後記

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[1] 連載「Web関連の最新テクノロジー・2011年版」最新記事
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連載「Web関連の最新テクノロジー・2011年版」(全10回)では、今年注目さ
れそうなテクノロジーを毎回1つ取り上げて、簡単な仕組みや普及状況など最
新の動きと、それぞれのテクノロジーがインターネット利用者に与える影響を
整理します。

第5回・ジオフェンシング(2/14up)
http://www.webdbm.jp/2011/02/5-f900.html
今年、ブレイクすると予想されているのが位置情報を活用したサービスです。
その位置情報サービスにおいて注目されているのが、地図上に仮想的な境界
(フェンス)を設定して、特定の場所に友達や自分が入ったり出たりすると決
められた処理を自動的に行う「ジオフェンシング」と呼ばれる技術です。

第6回・AR(Augmented Reality)(2/21up)
http://www.webdbm.jp/2011/02/6araugmented-re.html
AR(Augmented Reality)とは、現実の風景に位置情報などを用いて取得した
情報を仮想的に重ねて表示させるバーチャル・リアリティ技術のことです。日
本では2009年に登場したiPhone用アプリ「セカイカメラ」によってARが身近な
ものとなりました。

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[2] 「注目のWebマーケティング関連ニュース」最新記事
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Vol.11-10 第4四半期の世界スマートフォン出荷台数がPCを上回る(2/10up)
http://www.webdbm.jp/2011/02/vol-11-10-20104.html
 □Bing日本語版にテレビ番組検索やソーシャル検索機能が追加
 □Web版職業別電話帳「iタウンページ」が7年ぶりに全面リニューアル
 □中国大手ポータルサイト「捜狐」の動画広告収入が前年比4倍に急増

Vol.11-11 MicrosoftがInternet Explorer 9の製品候補版を公開(2/15up)
http://www.webdbm.jp/2011/02/vol-11-11-micro.html
 □アメリカYahoo!がモバイル端末向け「Livestand from Yahoo!」を発表
 □アメリカGoogleが新しいユーザー認証方式「2ステップ認証」を導入
 □1月のアメリカ検索エンジン市場でBingがシェアを拡大

Vol.11-12 HTML5は2011年5月の最終草案公開を経て2014年勧告へ(2/17up)
http://www.webdbm.jp/2011/02/vol-11-12-html5.html
 □AMNが国内でソーシャルメディアを活用している企業トップ50を発表
 □グーグルが説明会を開催してYouTubeの新広告を発表
 □楽天市場でソーシャルショッピング機能を2011年中に開始

Vol.11-13 2011年の国内ITサービス市場は前年比1.5%増とプラス成長へ
(2/22up)
http://www.webdbm.jp/2011/02/vol-11-13-2011i.html
 □Googleがソーシャル検索機能「Google Social Search」を強化
 □IE9の「サイトの固定」機能に対応したWebサイトで訪問数が増加
 □PayPalがスマートフォン向け決済サービスを日本で提供開始

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[3] 編集後記
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日本では、何かと話題になりながらもすっかり定着した感もある
共同購入サービスですが、中国でも「団購(共同購入)」がEC市
場で今もっともホットな話題になっているようです。先日参加し
たセミナーの資料によると、中国では団購サービスを提供するサ
イトが昨年末時点ですでに1700サイト以上あり、さらに毎月150
サイトのペースで増えているとのこと。団購サービスの売上は、
2011年には200億元(約2600億円)に達するという予測が中国の
調査会社から公表されています。

最近テレビなどで、家電製品を購入する目的で日本を訪れる中国
のニューリッチ層がよく紹介されています。先日のセミナー講師
は、ネットで商品を実際に購入している人は低価格志向が強い若
年層が圧倒的に多く、テレビで見るニューリッチ層をイメージし
て中国EC市場に参入すると失敗する、と警告していました。中国
市場は魅力的ですが、外国資本に対する規制や商慣習の違いなど
ハードルも高い、という印象を受けました。 (佐藤)

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2011/02/22

Vol. 11-13 2011年の国内ITサービス市場は前年比1.5%増とプラス成長へ

□2011年の国内ITサービス市場は前年比1.5%増とプラス成長へ

IDC Japanが発表した予測によると、2011年の国内ITサービス市場規模は前年比1.5%増の5兆236億円とプラス成長を回復する見込みであることがわかりました。2010年は前年比1.4%減と2年連続のマイナスでした。2012年以降は2%台の成長率を回復して、2015年の市場規模は5兆5521億円に達すると予測しています。成長率が2%台に伸び悩む背景として、大手企業を中心にシステム開発を海外にシフトする動きが見られることをあげています。

国内ITサービス市場、2011年はプラス成長回復の見込み--IDC予測(CNET Japan)
http://japan.cnet.com/news/business/20426516/

□Googleがソーシャル検索機能「Google Social Search」を強化

アメリカGoogleは、検索結果ページに「知人のコンテンツ」を表示するソーシャル検索機能「Google Social Search」の機能を強化しました。従来は、知人のコンテンツは検索結果の下部に別途表示されていましたが、機能更新版では通常の検索結果と同じように表示します。Social Searchは、SNSなどを通じたユーザーの人間関係を参照し、人間関係における関連性の高さを解析して検索結果をパーソナライズする仕組みです。

Google、人間関係に基づく関連度を検索に反映(ITpro)
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20110218/357361/

□IE9の「サイトの固定」機能に対応したWebサイトで訪問数が増加

Microsoftによると、Internet Explorer 9に搭載された新機能「サイトの固定」に対応したWebサイトでは、訪問数が15%から50%増える効果が出ているようです。「サイトの固定」とは、サイトへのショートカットをサイトの任意のページから「Windows 7」のタスクバーに追加できる機能で、メニュー内に隠れているブックマークに比べて、サイトの可視性が格段に向上することが訪問数の増加につながっていると考えられます。

IE9の新機能「サイトの固定」、対応サイトの訪問者数が増加--MS幹部が語るその理由(CNET Japan)
http://japan.cnet.com/news/commentary/20426329/

□PayPalがスマートフォン向け決済サービスを日本で提供開始

ペイパル・ジャパンは、都内で開催した事業説明会において、スマートフォン向け決済サービス「モバイルエクスプレスチェックアウト」を2月21日より日本での提供を開始したことを発表しました。この決済サービスは、スマートフォン向けのECサイトやアプリ内課金サービスに利用できます。同社では、デジタルコンテンツ向け、および中小規模ECサイト向けの2つの新しい決済サービスも近日中に日本で開始する予定です。

PayPal、スマートフォン向け決済など国内向け3サービスを発表(INTERNET Watch)
http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20110221_428430.html

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 ◎初出:2011年2月22日
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2011/02/21

第6回・AR(Augmented Reality)

AR(Augmented Reality)とは、現実の風景に位置情報などを用いて取得した情報を仮想的に重ねて表示させるバーチャル・リアリティ技術のことです。日本語では「拡張現実」などと表現されます。研究は1990年代から行われてきましたが、日本では2009年に登場したiPhone用アプリ「セカイカメラ」によってARが身近なものとなりました。Gartnerが毎年発表しているテクノロジーの成熟度を示すハイプ・サイクル最新版によると、ARはタブレットPCやクラウドコンピューティングなどと共に、「黎明期」の次のステージにあたる「過度に期待されるピーク期」に分類されています。

ARを応用したサービスとしては、QRコードなどのARマーカーにスマートフォンなどのカメラをかざすと、現実の風景に重ねて仮想物体や文字情報が表示される「マーカー型AR」と、GPSや電子コンパス機能による位置情報が付加されたコンテンツが仮想空間上に表示される「位置情報型AR」があります。ARマーカーや位置情報に頼らず、カメラに映し出された現実の画像を瞬時に認識して、その画像に関連した情報や仮想物体を重ねて表示する「画像認識型AR」の実用化も進められていて、今後はこれらの技術を組み合わせることで、現実世界との連動性がより高まるでしょう。

現時点でARの普及を牽引しているのは、モバイル向けサービスです。イギリスの調査会社Juniper Researchによると、世界におけるモバイルARサービスの市場規模は、2014年までに7億ドル(約580億円)を超えると予想されています。日本では2010年以降、「ララコレ」や「セカイカフェAR」などAR技術を導入したモバイル向けソーシャルゲームが次々に登場しています。セカイカフェARは、プレイヤーがカフェのオーナーとなり、実際の位置情報に基づいたAR空間に屋台を出店し、他のプレーヤーと協力しながら売上高を競うゲームで、セカイカメラの技術をベースにしています。

第6回・AR(Augmented Reality)
テクノロジー名 AR(オーグメンテド・リアリティ、拡張現実)
技術の概要 現実の風景に位置情報などを仮想的に重ねて表示させるバーチャル・リアリティ技術。「マーカー型AR」や「位置情報型AR」などに分類できる。
普及状況 日本では、2009年に登場したiPhone用アプリ「セカイカメラ」がモバイルARサービス認知のきっかけになった。現在では、モバイル向けソーシャルゲームや教育、医療などの分野で活用が進められている。
考えられる影響 Juniper Researchによると、世界のモバイルARサービスの市場規模は、2014年までに7億ドル(約580億円)を超えると予想されている。今後はECサイトへの集客などマーケティング分野での活用が期待される。

ARはソーシャルゲーム以外にも、すでに教育や医療などの分野でも活用が進んでいます。今後期待されるのが、ECサイトでのユーザーエクスペリエンス向上や成果報酬型広告の配信などマーケティング分野での活用です。たとえば、ユーザーが撮影した室内の画像の上に、商品のCG画像を合成して配置できるレイアウトシミュレーターを提供するECサイトも登場しています。広告分野では、実店舗の看板にカメラをかざすと、その店が販売している商品の写真をポップアップ表示してECサイトの販売ページにリンクすることで、購買に直結する広告の実験が進められています。

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 ◎初出:2011年2月21日
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2011/02/17

Vol. 11-12 HTML5は2011年5月の最終草案公開を経て2014年勧告へ

□HTML5は2011年5月の最終草案公開を経て2014年勧告へ

Web関係の標準化団体・W3C(World Wide Web Consortium)は、HTML5の勧告に向けてのスケジュールを明らかにしました。それによると、2011年5月に最終草案を公開して、2014年の勧告を目指すとしています。従来は、勧告のスケジュールについては2012年3月以降になるという見通しのみ伝えられていましたが、今回2014年という具体的な時期が示されました。HTML5の仕様は未完成ながら、すでに主要ブラウザが対応しています。

HTML5仕様、2014年の勧告目指す(ITmedia)
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1102/16/news061.html

□AMNが国内でソーシャルメディアを活用している企業トップ50を発表

アジャイルメディア・ネットワーク(AMN)は、国内で事業を展開している大手企業約300社を対象に行った調査結果から、ソーシャルメディアの活用度が高い企業トップ50のランキングを発表しました。Twitter、YouTube、Facebookなどの活用状況を指数化したもので、総合ランキングでは日本コカ・コーラが第1位となりました。各ソーシャルメディアの利用率は、Twitter96%、YouTube82%、Facebook24%などとなっています。

国内でソーシャルメディアを最も活用している企業は、日本コカ・コーラ(INTERNET Watch)
http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20110215_427110.html

□グーグルが説明会を開催してYouTubeの新広告を発表

グーグルは、YouTubeの動画広告に関する説明会を都内で開催し、国内で今年3月から「TrueView」と呼ばれる新しい広告手法を導入することを明らかにしました。「TrueView」では、動画の途中で表示される広告が最後まで再生された場合のみ広告主に課金される「インストリーム広告」と、動画を再生する前に複数の選択肢から表示する広告を1つ選択する「インスレート広告」の2種類の新しい広告が導入されます。

動画広告がスーザン・ボイルより人気に――グーグルがYouTube広告の説明会(日経パソコン)
http://pc.nikkeibp.co.jp/article/news/20110215/1030221/

□楽天市場でソーシャルショッピング機能を2011年中に開始

楽天は、ショッピングモール「楽天市場」において、知人とリアルタイムのコミュニケーションをとりながら一緒に買い物ができるソーシャルショッピング機能「ShopTogether」を2011年中に導入すると発表しました。「ShopTogether」は、アメリカDecisionStepが開発したプラットフォームですが、同社は楽天の子会社であるアメリカBuy.comに買収され、Buy.comが運営するサイトにも導入されることが決まっています。

楽天市場にソーシャル買い物機能、米DecisionStepの「ShopTogether」導入へ(INTERNET Watch)
http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20110216_427257.html

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 ◎初出:2011年2月17日
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2011/02/15

Vol. 11-11 MicrosoftがInternet Explorer 9の製品候補版を公開

□MicrosoftがInternet Explorer 9の製品候補版を公開

アメリカMicrosoftは、Internet Explorer次期バージョンIE9の製品候補版(RC版)を公開しました。特設サイト「Beauty of the Web」などからダウンロードできます。IE9では、新しいエンジン搭載でJavaScriptの実行性能が高速化されているほか、HTML5やCSS3などの標準規格への対応が強化されている点が特徴です。「ActiveX Filter」機能やアドネットワークの行動追跡ブロック機能など、新しい機能も搭載されています。

「Internet Explorer 9」のRC版が公開(INTERNET Watch)
http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20110214_426831.html

□アメリカYahoo!がモバイル端末向け「Livestand from Yahoo!」を発表

アメリカYahoo!は、ユーザーの好みや地域によってコンテンツの内容をパーソナライズできるニューススタンド「Livestand from Yahoo!」のタブレットPC版を今年上半期に開設すると発表しました。続いてスマートフォン版とPCのWebブラウザ版も開設される予定です。購読料については未発表ですが、テレビCMのインパクトとネット広告のリアルタイム性、インタラクティブ性を併せ持ったターゲティング広告が掲載されるとしています。

Yahoo!、モバイル向けパーソナライズドメディア「Livestand」発表(ITmedia)
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1102/14/news021.html

□アメリカGoogleが新しいユーザー認証方式「2ステップ認証」を導入

アメリカGoogleは、英語版Googleアカウントのサインインの際に、「2-step verification」(2ステップ認証)という新しいユーザー認証方式を導入しました。アカウント設定ページで2ステップ認証を有効にして携帯電話番号を登録すると、携帯電話に音声かショートメッセージでサインインに必要なコードが送られてきます。AndroidやiPhoneなどのスマートフォン利用者は、専用のアプリを使ってコードを自動生成することも可能です。

Google、アカウントのサインインに2ステップ認証を導入(ITpro)
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20110214/357128/

□1月のアメリカ検索エンジン市場でBingがシェアを拡大

アメリカcomScoreが発表した1月のアメリカ検索エンジン市場に関する調査結果によると、純粋な検索(Explicit Core Search)でBingが前月比1.1ポイント増の13.1%とシェアを拡大したことがわかりました。Googleは65.6%と圧倒的首位を維持していますが、前月比では1.0ポイント減となり、Googleの減少分をBingが獲得した形になりました。採用エンジン別のシェアでは、Googleが68.2%、Microsoftが25.6%となっています。

Bing、米検索市場でGoogleからシェア奪う――米comScore調査(ITmedia)
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1102/14/news055.html

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 ◎初出:2011年2月15日
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2011/02/14

第5回・ジオフェンシング

Twitterに続いて、今年にブレイクすると予想されているのが位置情報を活用したサービスです。位置情報をベースにしたSNS「foursquare」の会員数が600万人を突破したり、GoogleがモバイルGoogleマップ上で位置情報を友達と共有できる「Google Latitude」を開始するなど、すでに海外では位置情報サービスは大きな盛り上がりを見せています。その位置情報サービスにおいて注目されているのが、地図上に仮想的な境界(フェンス)を設定して、特定の場所に友達や自分が入ったり出たりすると決められた処理を自動的に行う「ジオフェンシング」と呼ばれる技術です。

ジオフェンシング技術が実用化されると、GPS機能が搭載されたモバイル端末を持った家族や友達の行動をリアルタイムで追跡して、必要に応じて相手にメッセージを送るなどの対応をしてくれます。たとえば、子供が行動範囲として定めたフェンスの外に移動してしまうと、アラートが自動的に送られてくるような利用方法が考えられます。自動車の盗難防止や社員の勤怠管理システムなど、応用できるサービスは広範囲に及びます。将来はホームネットワークと連動させて、最寄り駅の改札を出ると自宅のエアコンを作動させるような使い方も可能でしょう。

すでにジオフェンシングが導入されている例としては、2010年8月にリリースされたAndroid向けアプリ「Neer」があります。Neerは、自宅、職場、駅など特定の場所を指定して仮想的なフェンスを構築しておくと、その場所に出たり入ったりした瞬間に友達との間で情報が共有される仕組みです。あらかじめ登録した友達のみに、テキストメッセージで場所の名称だけが送られるので、foursquareのように友達や自分の現在位置が地図上で公開されることもありません。友達が近くに来た時にメッセージを自動的に送るなど、仲間内での行動共有に適しています。

第5回・ジオフェンシング
テクノロジー名 ジオフェンシング
技術の概要 地図上に仮想的な境界(フェンス)を設定し、モバイル端末を持った人の行動をリアルタイムで追跡してあらかじめ決めた処理を自動的に行う。
普及状況 Android向けアプリ「Neer」など、ジオフェンシング技術が一部導入されたサービスもあるが、本格的に普及するにはスマートフォンなどGPS機能が搭載されたモバイル端末のバッテリー性能向上が必要。
考えられる影響 子供の監視や自動車の盗難防止など、日常生活の安全や防犯に役立つサービスが利用できるようになると期待される。ソーシャル機能連携により、仲間内での新しいコミュニケーション手段になる可能性も。

ジオフェンシングは、親密度の高い人との新しいコミュニケーション手段として定着する可能性もあり、マーケティングチャネルとしても注目されています。しかし、ジオフェンシングが広く普及するには、モバイル端末の電源確保という大きな課題が残っています。現在の代表的なスマートフォンの機種では、GPS機能で定期的に位置情報を取得して、アプリを使ってバックグラウンド処理を行うとバッテリーは2時間程度しか持続しないのが現状です。ジオフェンシングがビジネスや日常生活において重要な役割を果たすようになるには、もう少し時間が必要かもしれません。

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 ◎初出:2011年2月14日
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2011/02/10

Vol. 11-10 2010年第4四半期の世界スマートフォン出荷台数がPCを上回る

□2010年第4四半期の世界スマートフォン出荷台数がPCを上回る

アメリカIDCが公表した世界スマートフォン市場に関する調査結果によると、2010年第4四半期の世界スマートフォン出荷台数は前年同期比87.2%増の1億90万台となり、PC出荷台数の9200万台を上回りました。メーカー別では、Android端末を製造するSamsungやHTCが出荷台数を大きく伸ばし、特にSamsungは前年同期比400%以上に急増しています。2010年通年の世界スマートフォン出荷台数は、前年比74.4%増の3億260万台になりました。

スマートフォン市場急成長 出荷台数がPC超える(ITmedia)
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1102/09/news009.html

□Bing日本語版にテレビ番組検索やソーシャル検索機能が追加

日本マイクロソフトは、検索エンジン「Bing」日本語版の機能を強化したと発表しました。「テレビ番組」などで検索すると検索結果の上部に放送中のテレビ番組一覧を表示し、番組名で検索すると放送時間や番組内容、公式サイトへのリンクなどを表示する「テレビ番組検索」が開始されました。また、2010年12月公開の「ソーシャル検索」ベータ版も正式運用となり、検索結果をTwitterに再投稿できる機能が追加されました。

Bing日本版に「テレビ検索」など新機能--検索するとポイントがもらえるサービスも(CNET Japan)
http://japan.cnet.com/news/service/20426061/

□Web版職業別電話帳「iタウンページ」が7年ぶりに全面リニューアル

NTT番号情報が運営するWeb版職業別電話帳「iタウンページ」が7年ぶりに全面リニューアルされました。「地図/駅・スポット検索」など検索機能が強化されたほか、基本情報に加えて動画広告やユーザーが投稿したクチコミ情報などが掲載されるようになりました。地図機能はゼンリンの地図情報が導入されていて、掲載された企業や店舗までの道順が表示されます。今後は、電子商取引機能や予約機能を実装していく計画です。

NTT番号情報、「iタウンページ」を7年ぶりに全面リニューアル(ITpro)
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20110209/357022/

□中国大手ポータルサイト「捜狐」の動画広告収入が前年比4倍に急増

中国大手ポータルサイト捜狐(SOHU)は、初めて動画事業の収益を公表しました。それによると、捜狐の中国における動画市場のシェアは1年前の3.4%から13.4%に急拡大し、2010年の動画広告収入は前年比4倍の3300万ドル(約27億円)に達しました。中国の視聴率上位30のテレビドラマのうち、23タイトルの放映権を取得したことがシェア拡大に貢献しました。なお、捜狐は2000年7月にアメリカのナスダック市場に上場しています。

中国大手ポータル、動画広告収入が前年比4倍の3300万ドルに(サーチナニュース)
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2011&d=0209&f=it_0209_004.shtml

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 ◎初出:2011年2月10日
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2011/02/09

[WEB マーケティング研究会]vol.90 Google Chromeのシェアが10%を突破

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[WEBマーケティング研究会]メールマガジン vol.90  2011.2.9発行
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[1]  連載「Web関連の最新テクノロジー・2011年版」最新記事
[2] 「注目のWebマーケティング関連ニュース」最新記事
[3]  編集後記

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[1] 連載「Web関連の最新テクノロジー・2011年版」最新記事
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新連載「Web関連の最新テクノロジー・2011年版」(全10回)では、今年注目
されそうなテクノロジーを毎回1つ取り上げて、簡単な仕組みや普及状況など
最新の動きと、それぞれのテクノロジーがインターネット利用者に与える影響
を整理します。

第3回・HTML5(1/31up)
http://www.webdbm.jp/2011/01/3html5-4088.html
HTML5とは、現在Webに主に使われている「HTML4」の機能拡張版として、Web
関係の標準化団体であるW3CとWHATWGが共同で策定作業を進めているHTMLの新
しい仕様のことです。FirefoxやChromeなど主要ブラウザではすでにHTML5の
一部機能が実装されていて、先日リリースされたInternet Explorer9のβ版
もHTML5に対応しています。

第4回・jQuery Mobile(2/7up)
http://www.webdbm.jp/2011/02/4jquery-mobile-.html
jQuery Mobileは、JavaScriptのライブラリ「jQuery」のモバイル版です。
jQuery Mobileを使えば、OSや搭載ブラウザが異なる機種でも同じように動作
するスマートフォン用Webサイトを簡単に制作することが可能になります。
2010年10月にαバージョンがリリースされ、正式リリースは2011年2月頃にな
る見込みです。

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[2] 「注目のWebマーケティング関連ニュース」最新記事
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Vol.11-6 GoogleがChrome用の行動追跡拒否機能を発表(1/27up)
http://www.webdbm.jp/2011/01/vol-11-6-google.html
 □Facebookがソーシャルゲームに独自の仮想通貨システム導入を義務づけ
 □Twitterの広告料収入は2012年に2億5000万ドルと予測
 □2011年のタブレットPC販売台数の25%以上が企業による購入に

Vol.11-7 W3CがWebアプリケーション用タッチスクリーン規格の草案を公開
(2/1up)
http://www.webdbm.jp/2011/02/vol-11-7-w3cweb.html
 □Googleがスパムサイト対策のアルゴリズム更新を完了
 □「東京インタラクティブ・アド・アワード」の作品募集を2月1日より開始
 □送信ドメイン認証技術を導入する東証一部上場企業が23%に

Vol.11-8 2015年の世界モバイルトラフィック量は2010年の26倍に(2/3up)
http://www.webdbm.jp/2011/02/vol-11-8-201520.html
 □JPドメイン名の累計登録数が10年前の5倍に当たる120万件を突破
 □Google Chromeのシェアが今年1月に初めて10%を突破
 □アドビシステムズが電子出版に関するイベントを開催

Vol.11-9 IPv4アドレス最後の5ブロックが分配され中央在庫が枯渇(2/8up)
http://www.webdbm.jp/2011/02/vol-11-9-ipv45-.html
 □アメリカの2010年第4四半期のオンライン販売額は過去最高の434億ドル
 □日本におけるSNS利用者は2010年12月時点で約3340万人
 □IPAがスマートフォンを狙った「Androidウイルス」に注意を喚起

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[3] 編集後記
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先日6日の日曜日、東京駅を経由して神保町方面に出かける私用
がありました。たまたまJRの車窓から東京国際フォーラムの広場
でフリーマーケットのようなイベントが開催されているのが目に
入りましたので、帰りにちょっと寄り道してみました。開催され
ていたのは、「大江戸骨董市」でした。平日に東京国際フォーラ
ムの地上広場を通ることはたまにあるのですが、平日とはまった
く違った雰囲気の空間になっていることに驚きました。

帰宅して大江戸骨董市の公式サイトを調べてみたところ、2003年
以来、同じ場所で毎月第一、第三日曜日に定期的に開催されてい
ることがわかりました。出店数は、第一日曜日が約150店舗、第
三日曜日が約250店舗だそうです。第三日曜日は私が立ち寄った
先日より、さらに100店舗ほど多いことになります。今度は第三
日曜日に行ってみようと思いました。休日に都心を散策してみる
と、もっともっと面白い発見があるかもしれません。 (佐藤)

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2011/02/08

Vol. 11-9 IPv4アドレス最後の5ブロックが分配され中央在庫が枯渇

□IPv4アドレス最後の5ブロックが分配され中央在庫が枯渇

IPアドレスを管理する組織IANA(Internet Assigned Numbers Authority)に残っていた最後の5つのIPv4アドレスブロックが世界の地域レジストリに分配され、IPv4アドレスの中央在庫がなくなりました。1つのアドレスブロックは、約1678万個のアドレスで構成されています。日本でIPアドレスを管理する日本ネットワークインフォメーションセンター(JPNIC)によると、日本での在庫枯渇時期は3~6ヶ月後と予想されています。

IPv4アドレスの中央在庫がついに枯渇、最後の5ブロックを各RIRに分配(INTERNET Watch)
http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20110204_424903.html

□アメリカの2010年第4四半期のオンライン販売額は過去最高の434億ドル

アメリカcomScoreが発表したアメリカEC市場に関する調査結果によると、アメリカの2010年第4四半期のオンライン小売り販売額は前年同期比11%増の434億3200万ドルと、四半期ベースで過去最高となったことがわかりました。なお、オンライン販売額上位25社が全体に占める割合は前期比1.5ポイント減の68.4%となり、同社では、この数字は中小規模のECサイトの売上が回復していることを示していると分析しています。

2010年Q4の米国オンライン小売り販売、過去最高の434億ドルに(ITpro)
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/Research/20110207/356930/

□日本におけるSNS利用者は2010年12月時点で約3340万人

アウンコンサルティングは、インターネット視聴率データをもとに、2010年12月時点の日本におけるSNS利用者は1年前に比べて13%増の3340万人になったと発表しました。2010年はTwitterに注目が集まったことが、SNS全体の利用者数増加に貢献しました。1年前に比べて増加率が高かったSNSとしては、ジョギングなどエクササイズの「JogNote」や地域情報の「Lococom」など、特定の分野や興味に特化したSNSが上位を占めました。

SNSの利用者、1年間で約13%増加--アウン調べ(CNET Japan)
http://japan.cnet.com/news/service/20425871/

□IPAがスマートフォンを狙った「Androidウイルス」に注意を喚起

情報処理推進機構(IPA)は、2010年8月以降、Android上で動作するウイルスが海外で複数確認されており、国内でも感染被害に遭う可能性が高まっているとして今年1月に引き続いて注意を喚起しました。IPAでは、Android搭載のスマートフォン利用者に対して、信頼できる場所から正規版のアプリを入手する、「提供元不明のアプリ」設定のチェックを外しておくなど、ウイルス感染を回避するための4つの対策を推奨しています。

危険性が高まる「Androidウイルス」、適切な対策が不可欠に(ITpro)
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20110203/356882/

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 ◎初出:2011年2月8日
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2011/02/07

第4回・jQuery Mobile

jQuery Mobileとは、オープンソースソフトウェアとして誰でも自由に利用できるJavaScriptのライブラリ「jQuery」のモバイル版のことです。jQueryは、「Write Less, Do More(よりシンプルなコードでより多くの処理を)」というコンセプトで開発され、2006年1月に最初のバージョンが公開されました。2008年にはMicrosoftとNokiaがjQueryを自社製品にも採用するなど、JavaScriptのフレームワークとしてスタンダードになりつつあります。2010年10月にモバイル版であるjQuery Mobileのαバージョンがリリースされました。正式リリースは2011年2月頃になる見込みです。

Web2.0以降、AjaxなどJavaScriptを使ってインタラクティブな処理を行うWebが増えています。しかし、ブラウザによってJavaScriptの解釈がまちまちなので、Webアプリの開発やJavaScriptを組み込んだWebの制作には、ブラウザによって動作が異なるクロスブラウザ問題を避けるためにjQueryのようなライブラリの利用が欠かせません。jQuery Mobileは、jQueryの技術をiOSやAndroidなど主要なスマートフォンやタブレットPCのプラットフォームに対応させたもので、近い将来、モバイル用Webアプリのフレームワークの本命になる可能性が高いと期待されています。

jQuery Mobileは、本来はJavaScriptを記述するためのライブラリですが、HTML5とCSS3を操作する機能も充実しているため、JavaScriptが組み込まれたWebのレイアウトやユーザインターフェイスを柔軟にデザインできるのも大きな特徴です。つまり、jQuery Mobileを使えば、OSや搭載ブラウザが異なる機種でも同じように動作するスマートフォン用Webサイトを簡単に制作することが可能になります。jQuery Mobileは、JavaScriptを扱うプログラマのみならず、WebデザイナーやWeb制作者にとっても便利なツールになることは間違いないでしょう。

第4回・jQuery Mobile
テクノロジー名 jQuery Mobile(ジェイクエリー・モバイル)
技術の概要 JavaScriptのライブラリとして広く使われている「jQuery」のモバイル版。OSや機種に依存しないスマートフォン用のWebサイトを簡単に制作できる。
普及状況 αバージョンが2010年10月に公開、正式リリースは2011年2月頃になる見込み。jQueryの実績から、正式リリース後はモバイル用Webアプリのフレームワークの本命になる可能性が高いと期待されている。
考えられる影響 jQuery Mobileを使うことで、OSやブラウザが異なる機種でも動作するスマートフォン用サイトを制作できる。スマートフォンでもWebアプリをブラウザ上で動作させるという利用方法が普及する可能性がある。

PC向けJavaScriptライブラリとしては、Prototype.jsやMooToolsなども有名ですが、jQueryが大きなシェアを握っているのが現状です。そのjQueryのモバイル版であるjQuery Mobileは、正式リリース前から高い注目を集めています。スマートフォン用のWebサイト制作にどのくらい使われるようになるかは未知数ですが、オープンソースだけに正式リリース後は急速に普及することが予想されます。主要なスマートフォンの機種でブラウザを使ってWebアプリを利用できるサービスが増えてくれば、スマートフォンにおけるWeb利用形態に大きな影響を与える可能性もあります。

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 ◎初出:2011年2月7日
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2011/02/03

Vol. 11-8 2015年の世界モバイルトラフィック量は2010年の26倍に

□2015年の世界モバイルトラフィックは2010年の26倍に

アメリカCisco Systemsが発表した世界のモバイルインターネットに関する調査結果によると、モバイル端末からインターネットに接続されてやりとりされるデータトラフィック量は、2015年には年間75E(エクサ)バイトと2010年に比べて26倍に急拡大する見込みです。この5年間でトラフィック量の増加率がもっとも高い地域は中東・アフリカですが、国別ではインドが年平均増加率158%で一番高くなると予想されています。

世界のモバイルトラフィックは2015年に26倍へ、タブレットとビデオがけん引(ITpro)
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/Research/20110202/356747/

□JPドメイン名の累計登録数が10年前の5倍に当たる120万件を突破

日本レジストリサービス(JPRS)は、2月1日時点のJPドメイン名の累計登録数が120万2256件と120万件を突破したと発表しました。120万件のうち、約80万件を「汎用JPドメイン名」が占めています。汎用JPドメイン名の登録が開始された2001年2月当時のJPドメイン名の登録数は約24万件でしたので、この10年間で登録数は5倍に拡大したことになります。JPRSは、汎用JPドメイン名導入に合わせて2000年12月に設立されました。

JPドメイン名の累計登録数が120万件を突破、JPRS設立から10年で5倍に(INTERNET Watch)
http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20110202_424333.html

□Google Chromeのシェアが今年1月に初めて10%を突破

アメリカの調査会社Net Applicationsが発表した1月のブラウザシェアに関する調査結果によると、Google Chromeのシェアが10.7%と初めて10%を超えたことがわかりました。Safariも6%とシェアを拡大しています。一方、Internet Explorer(IE)は全バージョン合計のシェアは56%に減少しましたが、バージョン別ではIE8のシェアがもっとも大きく、小幅ながら徐々にシェアを拡大しています。IE6のシェアは11.4%に低下しました。

Chromeブラウザのシェアが10%超え Safariも伸びる(ITmedia)
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1102/02/news070.html

□アドビシステムズが電子出版に関するイベントを開催

アドビシステムズは、主に出版関係者向けに電子出版の事例などを紹介するフォーラムを2月1日に都内で開催しました。フォーラムでは、アメリカAdobe Systemsが昨年秋にアメリカで提供を開始している電子書籍の配信や決済などのオンラインサービスについて説明が行われました。電子出版での広告の可能性については、アメリカで展開されたTiffanyの事例を紹介、ブランド性の高い広告の配信が可能であることがアピールされました。

アドビが電子出版向けイベント開催--インタラクティブな表現や広告の可能性を語る(CNET Japan)
http://japan.cnet.com/news/service/20425808/

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 ◎初出:2011年2月3日
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2011/02/01

Vol. 11-7 W3CがWebアプリケーション用タッチスクリーン規格の草案を公開

□W3CがWebアプリケーション用タッチスクリーン規格の草案を公開

Web関係の標準化団体・W3Cは、Webアプリケーション用の新しいタッチスクリーン規格の草案を公開しました。スマートフォンの普及により、タッチスクリーンで操作するWebアプリケーションが増えていることに対応したものです。この規格によって、複数のブラウザで動作するアプリケーションを制作しやすくなることが期待されます。草案では、タッチイベントの圧力やタッチ領域の範囲など細かい仕様も対象に含まれています。

W3C、ウェブアプリ向けタッチスクリーン規格の草案を公開(CNET Japan)
http://japan.cnet.com/news/business/20425663/

□Googleがスパムサイト対策のアルゴリズム更新を完了

アメリカGoogleのWebスパム対策チーム責任者は、スパムサイト対策のためのアルゴリズム更新が完了したことを自身が運営しているブログで明らかにしました。今回のアルゴリズム更新によって、文章を他のページからコピーしただけのページなど、SEO目的のスパムサイトとみなされるページを検索結果上位から除外する精度が向上しました。また、オリジナルのサイトがコピーサイトよりも上位に表示されるようになりました。

Google、検索結果向上目的のアルゴリズム変更を完了(ITmedia)
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1101/31/news035.html

□「東京インタラクティブ・アド・アワード」の作品募集を2月1日より開始

インターネット広告推進協議会(JIAA)は、インターネットのインタラクティブな広告などを対象にした「第9回東京インタラクティブ・アド・アワード(TIAA)」の作品募集を2月1日から開始します。対象となるのは、2010年に掲載されたインターネット広告や新しく開設、もしくはリニューアルされた企業・団体のWebサイトなど9部門13カテゴリで、募集は2月28日まで受け付けられます。審査結果は5月末に発表される予定です。

「第9回東京インタラクティブ・アド・アワード」2月1日より作品募集(INTERNET Watch)
http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20110127_422855.html

□送信ドメイン認証技術を導入する東証一部上場企業が23%に

HDEは、東証一部に上場している日経平均採用銘柄225社を対象に実施した送信ドメイン認証技術(SPF)の普及率調査の結果を発表しました。それによると、SPF導入は2010年11月頃から急上昇して、2011年1月20日時点でSPFを導入している企業は調査対象の23%にあたる52社にのぼることがわかりました。同社では、同じ時期にNTTドコモとKDDIが迷惑メール対策を拡充したことが導入のきっかけの一つになったと分析しています。

送信ドメイン認証技術「SPF」、大企業への普及率がこの2カ月で急上昇(ITpro)
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20110127/356576/

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 ◎初出:2011年2月1日
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