第11回・ウェブサイト オプティマイザー
Googleが提供するWebサイト最適化ツール「ウェブサイト オプティマイザー」は、どのデザインとコンテンツの組み合わせがもっともコンバージョン率が高くなるかをテストページを作成して分析できるWebマスター向けツールです。もともと、アドワーズ広告を利用している広告主専用のツールでしたが、2008年4月より一般のユーザにも公開されました。登録を行えば、誰でも無料で利用することができます。
分析を始めるには、見出しや画像、テキストなどの組み合わせが表示のたびに変化する「テストページ」と、利用者に何らかの操作を行える「コンバージョンページ」を選択して、それぞれのページのソースに指定のスクリプトを埋め込みます。これによって、テストページにアクセスするごとに違った組み合わせのデザインとコンテンツが表示されるようになります。テストページを経て、利用者がどのような行動を行ったかをログ分析ツール「Google Analytics」で追跡、記録して、どの組み合わせがもっともコンバージョン率が高かったかという分析レポートを表示してくれます。
ウェブサイト オプティマイザーを使えば、コンバージョンに影響する可能性がある要素をパーツに分けて、その組み合わせの効果を分析する「多変量テスト」が行えるのが特徴です。組み合わせの数が多くなると十分なログデータを収集するのに時間がかかりますので、アクセスの少ないページでは、現在のページと修正を加えたページの2種類のパターンで効果を比較する「A/Bテスト」を行うこともできます。
| Yahoo!検索サイトエクスプローラー http://siteexplorer.search.yahoo.co.jp/ |
| Live Search Webmaster Center http://webmaster.live.com/ |
| Googleウェブマスターツール https://www.google.com/webmasters/sitemaps/ |
主要なポータルサイトがWebマスター向けに提供しているツールやサービスとしては、「Yahoo!検索サイトエクスプローラー」や「Live Search Webmaster Center」、「Googleウェブマスターツール」がありますが、いずれもサーチエンジンの登録状況の確認やクローラーへの巡回リクエストなどを行う機能がメインで、ウェブサイト オプティマイザーに類似するツールは見当たりません。2005年10月よりGoogleが提供している「Google Analytics」は、買収したUrchin Software社が有料で提供していたサービスを無料化したものですが、ウェブサイト オプティマイザーは「Google Analytics」をフルに活用したGoogleならではのサービスといえるでしょう。
★ウェブサイト オプティマイザー
http://services.google.com/websiteoptimizer/ja/
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◎初出:2008年8月18日
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