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2007/06/29

「ネットモール出店のポイント」(1)

第1回・ネットモール出店は繁盛サイトへの近道

インターネットで商品を販売する「ネット販売」の市場規模が、日本でも急成長している。シンクタンクの調査によると、2003年には対消費者向けのネット販売の売上総額が1兆円を突破したという。快適にインターネットを常時利用できるブロードバンド環境の消費者が増えるにつれ、ますますネット販売は市場規模を拡大していくことは間違いない。

中小企業にとって、インターネットを新しい販売ルートの一つとして確立できれば、厳しい競争を勝ち残るための切り札にもなりうる。 しかしながら、市場規模の拡大に伴い、インターネットで商品やサービスを販売するサイトの数も急増している。繁盛するサイトも増えているものの、サイト開設後、ほとんど売れずに閉鎖に追い込まれるサイトも少なくない。大手企業が大規模なサイトを構築して本格的に参入しており、中小企業がネット販売で成功することは、決して簡単とはいえない。

中小企業や個人商店の運営するサイトの中から、次々成功事例が誕生している場所がある。複数のネットショップが集結して、あたかも商店街のような集合体を形成している「ネットモール」と呼ばれるショッピングサイトである。

日本だけでもネットモールは大小合わせると、すでに500サイト以上が営業中と言われている。全国的なブランドを確立できている有名ネットモールは一握りに限られるが、繁盛するネットモールには出店希望サイトが集中し、有名ネットモールはますます巨大化する傾向がある。日本最大級の規模を誇る「楽天市場」の場合、モールに出店しているサイト数は7,350で、それらのサイトが扱うアイテム数はのべ6,376,000点にものぼっている。

楽天市場には、月商1億円のパソコン・電化製品販売サイトや、月商5000万円のワイン販売サイトなど、全国的に有名なサイトも出店しているが、特筆すべきは、ユニークな成功事例が多いことである。全国的には知られていない商品、あるいはオリジナルの商品をメインに扱っているにもかかわらず、年商ベースで5000万円を超える事例が続出している。

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 ◎初出:2004年4月5日
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