073-ポータルサイトの便利機能

2008/09/29

第17回・ビジネススペース

「ビジネススペース」は、ビジネス用途に特化したポータルサイト「@niftyビジネス」に設置されたビジネスパーソン向けSNSです。登録時に記入したプロフィールをもとに同じ業界や職種の会員を探し出したり、オンライン名刺機能を使って特定の会員に詳しい身分を示したりなど、安心して情報の交換や仕事の話ができる環境を提供することを目的に2007年5月31日から開始された無料サービスです。

ビジネスに特化したSNSということもあり、会員登録方法は一般のSNSと異なります。クレジットカード情報を含む「詳細情報の登録」で本人確認を済ませた「正会員」と、メールアドレスの認証だけで登録できる「ライト会員」の2種類があり、正会員はすべての機能を利用することができます。基本機能としては、ブログや日記のように情報を発信できる「レポート」、ビジネスや趣味など同じテーマに関心のある人が自由に参加できる「コミュニティ」、特定の人と交換して最新情報を常に共有できる「オンライン名刺」などがあります。

会員は男性が80%を占め、年代では30代と40代が中心になっています。業種は幅広く分布していて、様々な業界のプロフェッショナルが参加しているのが特徴です。このような会員特性を活かして、コクヨとの提携で専用コミュニティで会員からアイデアを募集し、優秀なものは商品化につなげるという商品開発プロジェクトが2008年4月に始まりました。また、2008年9月24日には大掛かりなリニューアルを実施し、コミュニティ内の魅力が伝わるような情報発信機能が強化されました。

ポータルサイトが運営するSNS
 Yahoo! Days
 http://days.yahoo.co.jp/
 gooホーム
 http://home.goo.ne.jp/
 ウェブリSNS
 http://webrysns.biglobe.ne.jp/
 livedoor フレパ
(※2008年11月25日サービス終了予定)

 http://frepa.livedoor.com/
 OCNフォトフレンド
 http://photofriend.jp/

いくつかのポータルサイトでもSNSを運営していますが、ビジネススペースのようにビジネス用途に特化したSNSは見当たりません。友人との交流などができる一般的なSNSとしては、Yahoo! JAPANの「Yahoo! Days」、gooの「gooホーム」、BIGLOBEの「ウェブリSNS」などがあります。いずれも、ポータルサイトで利用できるIDを登録すると利用可能で、会員からの招待は必要ありません。livedoorの「livedoor フレパ」もオープンなSNSですが、2008年11月25日をもってサービスを終了することが発表されています。また、写真共有サイトにSNS的な機能がついたサービスとしては、OCNが運営する「OCNフォトフレンド」などがあります。アメリカでは、写真共有サイトや動画共有サイトも、広義のSNSに分類されることが多いようです。

★ビジネススペース
https://space.business.nifty.com/sns/index.php

※連載「ポータルサイトの便利機能」は、今回を持って終了いたします。来週(10月6日)からは新連載がスタートいたしますので、お楽しみに。

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 ◎初出:2008年9月29日
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2008/09/22

第16回・Yahoo!検索カスタムサーチ

「Yahoo!検索カスタムサーチ」は、Yahoo! JAPANを運営するヤフーが2008年9月10日より提供を開始した、オリジナルの検索窓や検索結果ページを自由にカスタマイズしてWebサイトやブログに設置できるサービスです。Yahoo! JAPAN IDを取得すれば、無料で利用できます。

数行のHTMLコードを貼り付けるだけで、Yahoo! JAPANの検索窓を設置できる無料サービスは以前から提供されていましたが、検索窓や検索結果のページのデザイン、詳細な検索方法の設定などのカスタマイズはできませんでした。このたび提供開始となったYahoo!検索カスタムサーチでは、ウィザードに沿ってリアルタイムにプレビュー画面を見ながら、オリジナルのデザインや検索条件が簡単に設定できるようになっています。検索条件としては最大30個までの特定ドメインに絞った検索や、逆に最大30個までの特定ドメインを除いた検索、入力されたキーワードに自動的に追加するキーワードや除外するキーワードなどが設定できます。

アメリカのYahoo!は、2008年7月に独自のサーチエンジンに近いサービスを開発することができる検索API「Yahoo!Search BOSS」のベータ版を開発者向けに公開しています。これは、アメリカYahoo!の開発者向けサイト利用規約に同意して、アカウントを取得すれば無料で利用できるサービスですが、Yahoo!検索カスタムサーチは、これに近い機能を開発者でなくても簡単なウィザード操作で利用できるようにしたサービスといえます。

Webサイトに設置できるカスタム検索サービス
 Yahoo! Search BOSS
 http://developer.yahoo.com/search/boss/
 Google Custom Search Engine
 http://www.google.com/coop/cse/
 Live Search Box
 http://search.live.com/siteowner/

アメリカのGoogleでも、定型の検索窓を設置できるサービスとは別に、検索結果のページなどをカスタマイズできる「Google Custom Search Engine」を2006年10月から提供しています。Google Custom Search Engineでは、カスタマイズした検索結果とアドセンス広告を組み合わせて表示し、広告収入をGoogleと分配することもできます。また、アメリカのMicrosoftは、サーチエンジンLive Searchをサイト内検索として設置できる「Live Search Box」を2006年10月に公開しました。基本機能としてはYahoo!やGoogleのカスタム検索サービスとほぼ同じですが、Live Search Boxは検索結果をWebページ上にフローティング表示できるのが特徴です。

★Yahoo!検索カスタムサーチ
http://custom.search.yahoo.co.jp/

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 ◎初出:2008年9月22日
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2008/09/16

第15回・livedoorクリップ

「livedoorクリップ」は、ライブドアが2006年5月にβ版の提供を開始した、お気に入りページのURLのリスト(ブックマーク)をWeb上で保存して他の人と共有できるソーシャルブックマークサービスです。2007年4月には、livedoorクリップのモバイル版の提供も開始しています。

livedoor IDを取得すれば、URLとともにタグやコメントをブックマークに登録することができ、お気に入りのユーザーが登録したページをチェックできる「ウォッチリスト」などの機能が利用できます。基本的な機能として、同じURLを何人の人がブックマークに登録したかが一目でわかるようになっているほか、URLと一緒に登録されているタグで検索できます。また、人気ページ、新着ページ、動画など6つのカテゴリーでランキングが表示されます。

livedoorクリップの特徴は、ブックマークするURLごとに「公開」か「非公開」を設定できることです。公開したくないページやブックマークしたことを他の人に知られたくないページは、自分だけが参照できるプライベートなブックマークとして利用できます。ブログとの連携機能としては、自分のブログに設置するとワンクリックでブックマークに登録できる「clip!」ボタンがあります。ブログパーツのように数行のスクリプトをブログに貼り付けると、「クリップコメント」をそのままブログに表示させることができます。

ソーシャルブックマークやソーシャルニュース
 @niftyクリップ
 http://clip.nifty.com/
 Yahoo!ブックマーク
 http://bookmarks.yahoo.co.jp/all
 gooソーシャルニュース
 http://blog.news.goo.ne.jp/
 Yahoo!みんなのトピックス
 http://minna.topics.yahoo.co.jp/

日本では、ソーシャルブックマークといえば、はてなが提供する「はてなブックマーク」や、アメリカのYahoo!が買収した「del.icio.us」(現在のドメインはdelicious.com)の利用率が高いと言われていますが、最近ではlivedoorクリップをはじめ、ポータルサイトが提供している「@niftyクリップ」や「Yahoo!ブックマーク」も普及しつつあります。ソーシャルブックマークに似たサービスとしては、ニュースやブログ記事に関して意見を交換できるソーシャルニュースがあります。「gooソーシャルニュース」は、選ばれたブロガーが記事を登録して、その記事に対してユーザーが評価やコメントを書き込むことができる仕組みです。「Yahoo!みんなのトピックス」は、Yahoo! JAPAN IDでログインすれば、誰でもニュースやブログ記事のほか、面白いと感じたページ何でも登録でき、それに対してみんなが意見を交換できるのが特徴です。

★livedoorクリップ
http://clip.livedoor.com/

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 ◎初出:2008年9月16日
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2008/09/08

第14回・gooからだログ

「gooからだログ」は、ダイエットや健康管理に特化したソーシャルネットワーキング・サービス(SNS)です。体重や摂取カロリー、ウォーキングやジョギングの距離・時間など150種類以上の項目から必要なものを選んで記録したり、同じ目的を持つ他の人と情報交換や交流ができます。もともとgooにはダイエットにスポットをあてた「gooダイエット」が2002年に開設されていましたが、ダイエットの目的が多様化するにつれて、健康管理の機能充実を求める声が高まったことから、2008年5月にgooからだログという新たなサービスとしてスタートしたものです。

体重や摂取カロリーなど記録されたデータは、マイページで時系列のグラフとして表示され、項目別に公開・非公開を選択できます。同じ目的を持った人が集まる「コース」では、専用の掲示板が用意されていて、お互いが目標達成に向けてはげまし合ったり、情報を交換したりすることができます。また、コースに参加している人の平均値と自分のデータを比較して客観的な達成率を見ることもでき、一人だけではなかなか長続きしない地道な健康管理を助ける様々な機能が用意されています。

gooが運営している一般的なSNS「gooホーム」とも連携していて、gooホームに登録しているプロフィール画像をそのままgooからだログでも表示したり、gooホームの知人リストをgooからだログにも取り込めるようになっています。gooからだログ、gooホームとも、gooIDを登録すれば無料で利用することができます。今後、体組成計や歩数計との連携機能や、商品モニターや体験レポートなどの利用者参加企画の実施が計画されています。

ポータルサイトの健康・ダイエット関連サービス
 BIGLOBE健康
 http://health.biglobe.ne.jp/
 Yahoo!ヘルスケア
 http://health.yahoo.co.jp/
 So-netウェルネス
 http://www.so-net.ne.jp/wellness/
 gooダイエット
 http://diet.goo.ne.jp/
 @niftyダイエット
 http://kuchikomi.nifty.com/diet/

他のポータルサイトでも、健康やダイエットをテーマにしたサービスが定着しています。「BIGLOBE健康」では、体調が気になる時や病院に行く前にチェックする健康コンテンツに特徴があります。「Yahoo!ヘルスケア」は、全国約16万件の病院・診療所情報がクチコミ情報と共に検索できます。また、症状別の27のカテゴリについて質問と回答が閲覧でき、メンバー登録すると月に3件まで医師に質問を投稿できます。「So-netウェルネス」では、現役医師にネットで直接相談できる掲示板方式のQ&Aサイト「AskDoctors」が人気です。医師からの24時間以内回答率は94%を誇っているそうです。gooからだログの出発点ともなった「gooダイエット」では、100種類以上のダイエット方法を紹介していて、特集やコラムも充実しています。ダイエットに特化したサービスとしては、ダイエットに関するクチコミサイト「@niftyダイエット」があります。

★gooからだログ
http://karada.goo.ne.jp/

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 ◎初出:2008年9月8日
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2008/09/01

第13回・BR+(ビーアール・プラス)

BR+(ビーアール・プラス)とは、Yahoo! JAPANが2007年9月に開始したブロガー向けのニュースリリース配信サービスです。ニュースリリースの内容についてブログに記事を書き、そのURLを申請すると抽選でYahoo!ポイントが当たる仕組みです。当選者には、所定のポイントが募集期間終了後から2か月以内に付与されます。記事を書くブログは、ヤフーが運営するブログ以外でもOKですが、BR+のサービスを利用するためにはYahoo! JAPANのID登録が必要です。

特定の商品やサービスの内容をブログの記事にすると報酬がもらえる点では「クチコミブログ広告」と仕組みは似ていますが、抽選によって報酬がYahoo!ポイントで付与される点や、掲載条件さえ満たしていれば記事の内容がネガティブなものでも抽選の対象になる点などに特徴があります。報酬はスポンサーによって異なりますが、現金換算で1記事200円から500円の範囲が多いようです。

当選したかどうかは、Yahoo!ポイントにログインしてポイント通帳を確認します。落選した人には何の連絡もありませんが、Yahoo!ポイントのお知らせメールを設定しておくと、当選してポイントが付与される都度、メールで連絡が届くようになります。また、新しいリリースが公開されるごとに登録メールアドレスに通知をしてくれる「ニュースリリース配信設定」もできます。

類似するサービスとして、2008年7月28日にエキサイトがサンプルの無料配布に特化した「サンプルエキサイト」を開設しました。スポンサーによって応募条件は異なりますが、サンプルを試用後に特設ブログに感想を書き込むことが標準的な条件となります。同じサンプルを試用した人のコメントを自然に目にすることになり、商品に対する印象がより強く残る仕組みになっています。先着1万名まで登録料(1000円)が無料になります。

投稿や参加によって報酬が得られるサービス
 サンプルエキサイト
 http://sample.excite.co.jp/
 食べログ
 http://www.so-net.ne.jp/point/shopping/tabelog/
 Yahoo!トラベル
 http://domestic.hotel.travel.yahoo.co.jp/campaign/review/
 gooリサーチ
 https://research.goo.ne.jp/monitor/index.html
 Yahoo!クーポン
 http://coupons.yahoo.co.jp/

このように、投稿や参加によってポイントやサンプルなどの報酬が得られるポータルサイトのサービスが数多く登場しています。ソネットが運営するグルメのクチコミサイト「食べログ」では、クチコミ情報を1件投稿するごとにソネットポイントが20ポイント付与されます。また、Yahoo!トラベルでも、国内宿泊予約についてのレビューを投稿すると、1件につきYahoo!ポイントが50ポイントもらえるキャンペーンを期間限定(2008年9月30日まで)で実施中です。アンケートの回答によってポイントがたまるサービスとしては、「gooリサーチ」などがモニター制のリサーチを提供しています。また、利用者が割引などの特典を得られるクーポンを集めた「Yahoo!クーポン」も得するサービスとして人気があります。

★BR+(ビーアール・プラス)
http://brplus.yahoo.co.jp/brplus/pc/

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 ◎初出:2008年9月1日
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2008/08/25

第12回・BIGLOBE Station50

「BIGLOBE Station50」は、2005年12月にBIGLOBE内に開設された団塊世代を含む50代のアクティブシニア向けポータルサイトです。「新しい時代の50代」を対象にした旅行、グルメ、趣味、笑いなどのコンテンツを提供しています。BIGLOBE Station50で提供されているコンテンツの大半は会員登録をしなくても閲覧できますが、メールマガジンの購読や会員専用コンテンツの視聴、キャンペーンへの参加にはBIGLOBE Station50専用の会員登録が必要です。

BIGLOBE Station50開設のきっかけになったのは、2005年3月から小学館と共同で提供している団塊の世代向けのブロードバンドコンテンツ「おとなのたまり場ボンビバン」でした。ボンビバンでは趣味に関するコンテンツがメインでしたが、ボンビバン利用者から趣味以外の金融や旅行などの生活情報を求める要望が多く寄せられたため、ブログサービスや関連商品の販売などのサービスを集めたポータルサイトとしてBIGLOBE Station50が企画されました。

現在ではボンビバンに加えて、吉本興業との提携でよしもと劇場の動画が閲覧できる「よしもと笑うシニア.com」と、6つのカテゴリー(旅行、暮らし、マネー、動画、アンケート、キャンペーン)でサイトが構成されています。50歳以上の人が運営しているブログの新着情報のページとリンクしていて、そこから無料のブログを開設できるようになっています。

モバイルにシフトしつつある若年層と対照的に、パソコンでインターネットを利用する中高年層は増加していて、これら中高年層に対象を絞り込んだサービスも増えてきています。ニフティが運営する「語ろ具(ゴログ)」は、中高年層を対象にしたブログサイトです。同社が主催するインターネット利用に関するセミナー参加者の支援を目的として2005年3月に開設されました。「Yahoo!セカンドライフ」は、コンテンツのカテゴリーはBIGLOBE Station50と似ていますが、「達人」や「サポーター」など利用者がコンテンツ作りに参加できる仕組みに特徴があります。

年代や性別を絞り込んだサービスの例
 語ろ具(ゴログ)
 http://golog.nifty.com/index.html
 Yahoo!セカンドライフ
 http://secondlife.yahoo.co.jp/
 ウーマンエキサイト
 http://woman.excite.co.jp/
 キッズgoo
 http://kids.goo.ne.jp/
 Yahoo!きっず
 http://kids.yahoo.co.jp/

利用者の性別や年代でセグメントしたポータルサイトのサービスとしては、女性向けの「ウーマンエキサイト」や子供向けの「キッズgoo」、「Yahoo!きっず」などがあります。「ウーマンエキサイト」は1999年11月に開設されたサイトで、女性専用サイトとしてはパイオニア的存在です。サーチエンジンの技術を応用して、通常の検索に加えて「レストラン」、「レシピ」、「買い物」の検索ができます。

★BIGLOBE Station50
http://station50.biglobe.ne.jp/

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 ◎初出:2008年8月25日
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2008/08/18

第11回・ウェブサイト オプティマイザー

Googleが提供するWebサイト最適化ツール「ウェブサイト オプティマイザー」は、どのデザインとコンテンツの組み合わせがもっともコンバージョン率が高くなるかをテストページを作成して分析できるWebマスター向けツールです。もともと、アドワーズ広告を利用している広告主専用のツールでしたが、2008年4月より一般のユーザにも公開されました。登録を行えば、誰でも無料で利用することができます。

分析を始めるには、見出しや画像、テキストなどの組み合わせが表示のたびに変化する「テストページ」と、利用者に何らかの操作を行える「コンバージョンページ」を選択して、それぞれのページのソースに指定のスクリプトを埋め込みます。これによって、テストページにアクセスするごとに違った組み合わせのデザインとコンテンツが表示されるようになります。テストページを経て、利用者がどのような行動を行ったかをログ分析ツール「Google Analytics」で追跡、記録して、どの組み合わせがもっともコンバージョン率が高かったかという分析レポートを表示してくれます。

ウェブサイト オプティマイザーを使えば、コンバージョンに影響する可能性がある要素をパーツに分けて、その組み合わせの効果を分析する「多変量テスト」が行えるのが特徴です。組み合わせの数が多くなると十分なログデータを収集するのに時間がかかりますので、アクセスの少ないページでは、現在のページと修正を加えたページの2種類のパターンで効果を比較する「A/Bテスト」を行うこともできます。

ポータルサイトのWebマスター向けツール
 Yahoo!検索サイトエクスプローラー
 http://siteexplorer.search.yahoo.co.jp/
 Live Search Webmaster Center
 http://webmaster.live.com/
 Googleウェブマスターツール
 https://www.google.com/webmasters/sitemaps/

主要なポータルサイトがWebマスター向けに提供しているツールやサービスとしては、「Yahoo!検索サイトエクスプローラー」や「Live Search Webmaster Center」、「Googleウェブマスターツール」がありますが、いずれもサーチエンジンの登録状況の確認やクローラーへの巡回リクエストなどを行う機能がメインで、ウェブサイト オプティマイザーに類似するツールは見当たりません。2005年10月よりGoogleが提供している「Google Analytics」は、買収したUrchin Software社が有料で提供していたサービスを無料化したものですが、ウェブサイト オプティマイザーは「Google Analytics」をフルに活用したGoogleならではのサービスといえるでしょう。

★ウェブサイト オプティマイザー
http://services.google.com/websiteoptimizer/ja/

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 ◎初出:2008年8月18日
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2008/08/11

第10回・キセキ

キセキとは、携帯電話のGPS機能で訪問した場所と時間の情報を自動的に記録して、日記を自動作成してくれるiアプリ用サービスです。gooを運営するNTTレゾナントが、NTTコミュニケーションズと連携してNTTドコモのFOMA向けに2008年5月から開始した無料サービスで、現在はβ版という意味で「ver.0」となっています。東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県の1都3県が対象エリアになっています。

キセキを利用するには、会員登録をして携帯電話向け地域情報サイト「まちgoo」からキセキのiアプリをダウンロードする必要があります。あとは、携帯電話の待受アプリと設定するだけで、定期的にGPSで位置を測定して専用サイトのgoo map上に記録してくれます。その情報に、コメントを追加するだけで日記が作成できる仕組みです。携帯電話で撮影した写真を登録できるほか、日記の内容はPCからも編集したり、外部のブログに投稿したりすることもできます。

キセキがユニークな点は、行動ログの分析に学習機能があり、ログが蓄積されるにつれて、たとえば「○○に食事に行った」というように自動的に行動内容が表示されるようになることです。また、行動ログの内容に応じて、飲食店情報など訪問先に関係した「おすすめ情報」が送られてきます。マイページで行動ログを編集して訪問した店や場所の情報を登録すると、おすすめ情報の精度が高くなります。

匿名情報とはいえ、詳細な行動ログが外部のサーバに蓄積される点や、比較的大きな容量のアプリが定期的に通信を行うためパケット量がかさむ点などがややデメリットともいえますが、「ライフログ」が自動記録されるサービスは利用者のメリットも多いのではないでしょうか。また、行動特性に基づいた広告の配信が可能になり、新しいマーケティング手法としても注目される試みといえます。

ポータルサイトが提供する携帯向けサービス
 Yahoo!マチモバ
 http://machipc.mobile.yahoo.co.jp/
 モバクシー
 https://ptom.nifty.com/pc/
 ツクシィ
 http://tkcy.jp/index.html
 携帯動画共有実験
 http://labs.goo.ne.jp/mobi/index.html

有力ポータルサイトでは、各種サービスを携帯電話から利用できる携帯サイトの構築を早くから進めてきていますが、最近では、携帯電話ユーザ専用のサービスも増えてきています。「Yahoo!マチモバ」は、今いるエリアの人気スポットが簡単に検索できる携帯電話専用サービスです。ニフティの「モバクシー」は、PCサイトを携帯から閲覧しやすいように変換して表示する、携帯用PCサイト変換サービスです。同じくニフティがIMJモバイルと共同で提供している「ツクシィ」は、Flash動画のテンプレートとテキストを組み合わせて携帯用のCM動画を簡単に作れるサービスです。gooラボで提供されている「携帯動画共有実験」は、携帯電話で撮影した動画を公開して会員とのコミュニケーションもできるSNS的機能を持った携帯電話専用の動画共有サイトです。携帯電話の特性である位置情報を活用したサービスや、携帯電話の使い勝手を向上するサービスの人気が高いようです。

★キセキ
http://lifelog.machi.goo.ne.jp/

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 ◎初出:2008年8月11日
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2008/08/04

第9回・livedoor リスログ

リスログとは、livedoorが2006年7月より提供している、アンケートを自由に作成できるソーシャルランキングサービスのことです。livedoor IDがあれば簡単な操作でアンケートを開始することができ、質問画面や集計結果グラフをブログパーツのように自分のブログに貼り付けられるのが特徴です。また、livedoorが運営しているSNS「livedoor フレパ」と連携していて、フレパのプロフィール情報や友達情報が利用できます。

使い方はきわめてシンプルで、回答するとその時点の集計結果がグラフ表示されます。アンケートというよりも人気投票に近いものですが、回答できる人を制限することもでき、使い方次第ではクローズドなアンケートにも利用できます。もともとlivedoorの会員同士のコミュニケーションツールとして開発されましたが、2007年11月のリニューアル以降は、livedoor IDを持っていない人でもアンケートに回答できるようになりました。同時にSNS的な機能が強化され、コメント欄を通じて回答者同士でコミュニケーションも可能になりました。

リスログは、会員が運営するブログに貼り付けることで、ブログのコンテンツとして活用してもらうことを想定しているサービスといえます。リスログのように、ブログ活性化のための機能やサービスを提供するポータルサイトが増えています。訪問者とのコミュニケーションの機会を増やすことで、サイト全体のページビューや滞在時間を伸ばす目的があると思われます。

ブログ開設者向けのツール・機能
 @nifty 投票
 http://vote.nifty.com/
 Yahoo!ログール
 http://logoole.yahoo.co.jp/
 gooあしあと
 http://ashiato.goo.ne.jp/
 アバウトミー
 http://aboutme.jp/central
 ドガログ
 http://dogalog.excite.co.jp/

リスログに近いアンケート作成サービスとしては、「@nifty 投票」があります。第5回で紹介した「Yahoo!ログール」は、SNS的な機能が付加されたアクセスログ解析用のブログパーツでした。「gooあしあと」は、SNSではすでにおなじみの、誰が訪問したかという記録がIDで残る仕組みをWebサイトやブログに組み込むことができるサービスです。gooブログ以外の、他社が運営するブログにも対応しています。ニフティがβ版で提供している「アバウトミー」は、質問に回答するだけでブログのプロフィールを自動作成してくれる機能です。ブログに貼り付けることで、同じ興味を持っている人とのコミュニケーションや訪問者のアクセス解析機能なども行えるブログ開設者向けの多目的パーツになっています。エキサイトの「ドガログ」は、ブログ上で再生できる動画を共有できるサービスです。

★livedoor リスログ
http://lislog.livedoor.com/

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 ◎初出:2008年8月4日
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2008/07/28

第8回・オシウリ

オシウリは、スライド形式やムービー形式で創作された広告のアイデアをクリエイターが投稿して、作品に興味を持った企業などに販売できる広告アイデアの売買サイトです。もともと、バーコードのデザインで国際的な広告賞を受賞したこともあるデザインバーコード社が、「クリエイターの自主提案」というコンセプトで2006年11月に立ち上げたサイトでしたが、2007年9月にサイト全体がエキサイトに移行され、新しい機能を加えてエキサイトのサービスとしてリニューアルされました。

作品の投稿は、エキサイトのIDを取得すれば誰でもできます。投稿された作品はデザインバーコード社が審査を行い、一定のレベルに達していると判断されたものだけがサイトに掲載されます。審査では、内容が公序良俗に反していないかや著作権の侵害がないかなどに加えて、オリジナルのアイデアがあるかどうかがもっとも重視されます。なお、販売金額はクリエイターが自由に設定できます。掲載された作品については、投票、コメント、トラックバックなどでクリエイターとコミュニケーションがとれる仕組みになっています。作品の売買については当事者間で行い、エキサイトもデザインバーコード社も一切関与しません。成約した場合の手数料などもかかりません。

オシウリは、参加者が作品を投稿できるという点ではWeb2.0的なサービスに分類できますが、作品購入を希望する企業との橋渡しを目的としている点や、外部の企業と共同と運営されている点など、ポータルサイトのコンテンツとしては特徴的といえます。事例としてはそれほど多くありませんが、他のポータルサイトでも提携企業との共同運営で提供されているコンテンツがあります。

提携企業と共同運営されているポータルのサービス
 日経goo
 http://nikkei.goo.ne.jp/nkg/nkg_top.jsp
 SWITCH ON Excite
 http://www.excite.co.jp/switch/
 MSNオークション
 http://auction.jp.msn.com/
 So-net BuyMa(バイマ)
 http://www.so-net.ne.jp/buyma/
 rescuenow@nifty
 http://rescuenow.nifty.com/

共同運営の例としてオーソドックスなのは、新聞社、出版社などとコンテンツの提供について提携するもので、gooと日本経済新聞社の「日経goo」や、エキサイトとスイッチ・パブリッシングの「SWITCH ON Excite」などがあります。外部サイトのサービスを、ポータルサイトの会員向けにOEMで提供しているサイトとしては、ディー・エヌ・エーが運営する「MSNオークション」や、エニグモが運営する「So-net BuyMa(バイマ)」などがあります。BuyMaは、日本国内のみならず世界に在住する人がおすすめの商品を登録したり、商品探しを依頼したりすることができる買物代行コミュニティです。今後、ポータルサイトが人気化しそうなサービスを共同運営として会員向けに提供する例が増えるかもしれません。

★オシウリ
http://oshiuri.excite.co.jp/

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 ◎初出:2008年7月28日
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2008/07/22

第7回・So-net buzzmap

So-net buzzmapは、Google MapsのAPIで表示される地図の上にお気に入りのスポットを登録し、スポットに関するクチコミ情報やコメントを自由に書き込んで「マイ地図帳」を作成することができるサービスです。マイ地図帳に書き込まれたクチコミ情報は「スポット情報」として他のユーザと共有できます。スポット情報に共感したことを伝える「nice!」投票機能や、スポットをお気に入りに登録したユーザ名が表示される「共感ユーザー」表示機能など、SNS的な機能が充実しています。なお、「マイ地図帳」を登録するにはSo-net IDを取得(無料)する必要があります。

So-net buzzmapは、プロバイダ「So-net」を運営するソネットエンタテインメントが2007年1月に開始しました。その後、So-netが運用するブログに「地図貼り付け」ボタンをクリックするだけでbuzzmapの地図を記事に貼りつけられるようになりました。さらに2008年2月からは、「マイ地図帳」で作成したスポット情報が反映されるブログパーツの配布を開始するなど、ブログとの連携が強化されています。

地図情報を活かした機能としては、GPSや基地局情報を利用して現在いる位置を特定して、その周囲のスポット情報を検索する機能があります。初めて訪問した街であっても、その近くにある観光地、商業施設、飲食店などについてクチコミ情報を一緒に検索できます。

So-net buzzmapのように、地図や位置情報を活用し、地図に書き加えた情報を他のユーザと共有できるWeb2.0的なサービスは徐々にユーザに浸透しつつあります。他のポータルサイトでも、地図情報サービスのAPIを活用したマッシュアップ的な手法から、独自の位置特定技術を採用したものまで、すでに様々なサービスが提供されています。

地図や位置情報を活用したポータルサイトのサービス
 ワイワイマップ
 http://waiwai.map.yahoo.co.jp/
 livedoor ブログマップ
 http://blog.livedoor.com/blogmap/
 デイリーポータルZ:ちょっと見てきて
 http://portal.nifty.com/mitekite/
 gooラボ エリア情報検索実験
 http://map.labs.goo.ne.jp/

Yahoo!JAPANのワイワイマップは、興味のあることをテーマにオリジナルの地図が作れるサービスでコンセプトはSo-net buzzmapとよく似ています。livedoor ブログマップは、文章から地名を抽出し、緯度・経度を特定できる「LocoSticker」という技術を採用して、ブログに自動で位置情報を付け、地図上にブログへのリンクアイコンを張ってくれます。地図からブログ記事を探せるほか、専用の地図を作成することも可能です。ニフティの「ちょっと見てきて」は、気になる場所を地図で指定して、その周囲の人に見に行ってもらい、携帯電話などで撮影した写真のアップを依頼するユニークなコミュニティです。昔住んでいた街や思い出のある店などの情報を依頼する人が多いようです。

★So-net buzzmap
http://buzzmap.so-net.ne.jp/

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 ◎初出:2008年7月22日
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2008/07/14

第6回・goo評判検索

goo評判検索は、インターネット上に書かれたブログやレビュー記事をクローラーで収集し、独自の評判情報インデックス技術で解析した評判の表現や評価ポイントを集計して提供するサービスです。パソコン・デジカメ・AV家電・生活家電・携帯電話・DVDなど7つのジャンルで約17万点の商品情報が検索でき、それぞれの商品情報と評判が同時にわかるサイトとして利用者も増えています。

たとえば、先日発売されて話題になっている「iPhone」を評判検索して商品名をクリックすると、基本的な商品情報に加えて「注目度」や「評判情報」が棒グラフで表示されます。評判情報については、ポジティブ・どちらでもない・ネガティブの3種類に分類され、パーセンテージで好評・不評が一目でわかるようになっています。また、一緒に表示されるキーワードをクリックすれば、引用先のブログやレビュー記事を参照することも可能です。時間の経過と共に利用者のレビューが増えてきますので、新商品の評判情報を発売直後から定期的にチェックすると興味深いデータが収集できるかもしれません。

goo評判検索は、2007年7月に正式サービスがスタートされて以来、機能の拡張やサイトのリニューアルが行われてきました。2008年4月より、Amazon.co.jpやデジタル家電などのクチコミに特化したソーシャルブックマーク「みんぽす」などへの投稿や、IT情報サイトなどの記者が書いたレビュー記事も評判情報の抽出対象になりました。また、新たにDVDがジャンルに追加されたことで、アーチスト名やアニメのタイトルなどエンターテインメント情報も検索対象に広く加わることになりました。gooを運営するNTTレゾナントでは、検索対象になる商品ジャンルを拡充していき、将来的に500万点の情報を評判検索の対象とすることを目標にしています。

ポジティブ・ネガティブ(p/n)判定技術を応用した評判検索
 goo評判検索
 http://buzz.search.goo.ne.jp/
 Yahoo!ブログ検索(評判検索)
 http://blog-search.yahoo.co.jp/
 sucks/rocks(英語)
 http://www.sucks-rocks.com/
 アメーバラボ・クチコミ評判検索
 2008年4月28日サービス終了
 口コミ評判リサーチ(KDDI)
 2008年6月17日サービス終了

テキスト要約技術の一つとして知られるポジティブ・ネガティブ(p/n)判定技術を応用したサービスは、goo評判検索の評判情報の他にもいくつか登場しています。たとえば、Yahoo!ブログ検索では、検索したキーワードに対して表現がポジティブかネガティブかを機械的に解析して円グラフで表示する評判検索という機能があります。英語のサイトを対象にしたサービスの例としては、sucks/rocksはキーワードを入力するとp/n判定の結果を棒グラフで表示してくれます。今後、この種の技術は精度の向上に伴いマーケティングへの活用が期待されていますが、実験的な役割を終えた「アメーバラボ・クチコミ評判検索」や「口コミ評判リサーチ」などは今年に入って無料サービスを終了しています。

★goo評判検索
http://buzz.search.goo.ne.jp/

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 ◎初出:2008年7月14日
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2008/07/07

第5回・Yahoo!ログール

Yahoo!ログールは、Yahoo!JAPANが2008年3月にリリースしたアクセスログ解析用のブログパーツです。解析したいブログやWebサイトに設置するだけで、訪問者の基本的なアクセス統計に加えて、Yahoo!IDでログインしている人の性別・年代・居住地・興味・職業・業種の集計を円グラフで表示できるのが特徴です。「足あと」を残す設定をしている人の登録名や画像を表示するSNS的機能もついていて、訪問した時にブロガーとのコミュニケーションのきっかけが作れます。

アクセス統計機能では、ページビュー数、ユニークユーザ数のほか、平均滞在時間、被リンク数、はてなブックマーク登録数、livedoor RSSリーダー登録数などのデータが集計されます。これらのアクセス統計のサマリーは、一般の訪問者にも公開されます。また、どこから来たかを記録するリファラ(Yahoo!ログールでは、「ここから来ました」)や、検索ワードランキングなども表示できます。ユニークな統計項目としては、サイトを離れた直後にどのURLにアクセスしたかを記録する「ここに行きました」があります。

Yahoo!ログールは、Yahoo!JAPANのIDを登録すれば無料で利用でき、Yahoo!以外の主要ブログや普通のWebサイトにも設置することが可能です。ブログを持っていない人でも、Yahoo!ログールに登録することで、Yahoo!ログールを設置しているブログやサイトで、自分の足あとを残せるようになります。このあたりが、他のブログパーツとはちょっと違う点と言えるかもしれません。

ポータルサイトが配布しているブログパーツ
 Yahoo!ニュース・トピックスブログパーツ
 http://public.news.yahoo.co.jp/blogparts/fc/
 Yahoo!天気情報 ブログパーツ
 http://weather.yahoo.co.jp/weather/promo/blogparts/
 goo「いま人気の検索語ランキング」ブログパーツ
 http://ranking.goo.ne.jp/sp/goo10th/gadget/
 教えて!goo ブログパーツ
 http://oshiete.goo.ne.jp/ask/blogparts/
 エキサイト テキスト翻訳のブログパーツ
 http://www.excite.co.jp/world/blogparts/

現在では、時計やカレンダーのような簡単なものから、ゲームや占い、ブログペットなどの娯楽系、ニュースや天気予報、株価・為替などの情報配信系など様々なブログパーツが無料で配布されています。Yahoo!JAPANでは、Yahoo!ログールのほかにもニュース・トピックスや天気予報など実用的なブログパーツを提供しています。gooでは、「いま人気の検索語ランキング」や「教えて!goo」の質問検索など、エキサイトではテキスト翻訳と、各ポータルサイトでは特徴的なWebコンテンツと連動したブログパーツの配布に力を入れています。

★Yahoo!ログール
http://logoole.yahoo.co.jp/

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 ◎初出:2008年7月7日
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2008/06/30

第4回・Blog Keyword Visualizer(Flash version)

Blog Keyword Visualizer(Flash version)は、プロバイダのSo-netを運営するソネットエンタテインメントが開発した、国内の主要ブログの記事で使われた人物名や地名、コンテンツ名などの固有表現(キーワード)の関係を時間経過と共にアニメーションで表示するブログ記事解析サービスです。

Blog Keyword Visualizerは、同社がWeb2.0的なサービスを試験的に運用する「Web2.0 Salon」で公開されたサービスです。当初はソフトウェアの形で配布されましたが、2006年9月よりFlash versionとしてWebブラウザで利用する形に変更されました。事前登録なしで利用できますが、Flash Player 9以上がインストールされている必要があります。ブログやPCのデスクトップで同様の機能を利用できるブログパーツとWindows Vista Sidebar Gadgetの無料配布も行っています。

基本的な仕組みは、国内の主要ブログからRSSで収集した記事の中から、同じ記事に登場したキーワードを線でつないで表示します。時間経過と共に、次々に新しいキーワードが登場し、その都度、同じ記事のキーワードが線でつながれるため、登場頻度の多いキーワードは多くの線でつながることになります。また、キーワードは登場頻度によって色が青から赤に5段階で変化します。キーワードの関係と登場頻度が、時間経過に伴ってどう変化しているかをFlashの技術を使ってビジュアル的に表示される点が最大の特徴です。

画面上のボタンによって、視点を移動したり、時間経過を一時停止したり、時刻を前後に移動したりなど、簡単に操作ができるようになっています。また、興味のあるキーワードが出現すれば、キーワードをクリックすることでそのキーワードを中心とした関係の表示をスタートすることができます。登場頻度の高いキーワードがどのようなワードと一緒に語られることが多いかがわかり、人気化している理由や背景を素早く知りたい時に使えそうです。

ブログ専門のサーチエンジンやランキングサイト
 Yahoo!ブログ検索
 http://blog-search.yahoo.co.jp/
 Technorati(テクノラティ)ブログ検索
 http://www.technorati.jp/
 gooブログ トレンドランキング
 http://blog.goo.ne.jp/portal/trend_ranking/
 kizasi.jp
 http://kizasi.jp/
 人気ブログランキング
 http://blog.with2.net/

最近では、ブログを対象にしたサーチエンジンやランキングサイトが数多く登場しています。Yahoo!ブログ検索では、画像のあるブログやポッドキャスティング対応のブログのみを検索対象とできるほか、検索したキーワードに対して表現がポジティブかネガティブかを機械的に解析して円グラフで表示する評判検索という機能も提供しています。Technorati(テクノラティ)ブログ検索では、過去6ヶ月間に貼られたリンク数をもとにしたブログランキングを公表しています。gooブログのトレンドランキングは、ブログ記事で記載されたリンクを30分ごとにカウントしたランキングです。

★Blog Keyword Visualizer(Flash version)
http://bkv.so-net.ne.jp/

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 ◎初出:2008年6月30日
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2008/06/23

第3回・Googleニュース

Googleニュース日本版は、アメリカで2002年9月からβ版運用を行ってきたGoogle Newsの日本版として、2004年9月から提供が開始されたニュース記事専門の検索サービスです。新聞社や通信社など610サイトからクローラを使って最新記事を収集し、社会、国際、経済など8つのカテゴリにグループ化して、それぞれの記事へのリンク、記事のタイトル、要約、画像のサムネイルなどを表示します。

Googleニュースの特徴は、サーチエンジンで培ったクラスタリング(グループ化)と文章解析の技術を応用して、収集してきた記事を100以上の要素で重要性や関連性を判断して掲載順位を自動的に決めている点です。掲載の可否を含め、人の手による分類や並び替えは行っていません。巡回するクローラが最新記事を収集するごとに自動更新されます。

Googleニュースでは、ログインしなくても記事の検索はもちろん、トップページのレイアウトをカスタマイズすることも可能です。しかし、Googleアカウントを取得してログインすると、さらに便利な機能が使えるようになります。たとえば、GoogleでのWeb検索やニュース検索の履歴が自動的に保存され、過去の検索履歴に基づいた「おすすめニュース」というカテゴリが追加されます。新しい記事が上位10に入るとメールで知らせてくれる「Googleアラート」も、アラート管理ページを使って効率よくアラートの作成や管理ができるようになります。

アメリカのGoogle Newsは、2006年1月より正式サービスに移行しました。Google Newsには、現在もβ版であるGoogleニュース日本版では提供されていない機能もあります。その一つが、過去の記事を検索できる「News Archive Search」です。英語の記事が中心ですが、Advanced archive searchを選択して言語をJapaneseに設定すれば、日本語の古い記事が検索できます。

主要ポータルサイトのニュース提供サービス
 Google ニュース 日本版
 http://news.google.co.jp/nwshp?ned=jp
 Google News Archive Search(英語)
 http://news.google.com/archivesearch/
 Yahoo!ニュース
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl
 BIGLOBEニュース
 http://news.biglobe.ne.jp/
 gooニュース
 http://news.goo.ne.jp/

他のポータルサイトでも差別化の動きが見られます。Yahoo!ニュースでは、提供元の承諾を得た約6割の記事について、利用者が意見や感想を書き込めるコメント欄を2007年10月より設置しています。BIGLOBEニュースの「みんなの気持玉」は、感情を5種類の気持玉から選択して投票できる仕組みで、読者の反応がビジュアル的に一目でわかるのが特徴です。gooニュースでも、ニュースについての感想や意見を掲載する「ニュースの畑」というコーナーを設けて、読者に意見交換の場を提供しています。各サイトとも、ニュース配信だけではなく、利用者参加型のWeb2.0的な機能に力を入れていることがわかります。

★Google ニュース
http://news.google.co.jp/nwshp?ned=jp

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 ◎初出:2008年6月23日
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2008/06/16

第2回・BIGLOBEサーチ 旬感ランキング

旬感ランキングは、BIGLOBEサーチで検索された人気急上昇キーワードを性別、年代別、都道府県別に集計し、マトリックスや日本地図上にランキング結果を表示するサービスです。会員登録することなく、誰でも自由に利用できます。

旬感ランキングの最大の特徴は、2007年10月より提供を開始した「男女・年齢別分析」と「旬感マップ」です。動画ポータルサイト「BIGLOBEストリーム」の会員800万人の属性情報と紐付けることで、キーワードを性別・年齢・地域で分析することが可能になりました。

「男女・年齢別分析」では、急上昇しているキーワードを性別と年代別でランキング化して、マトリックスに集計結果を表示します。ランキングを見たい性別と年代にカーソルを合わせると、その性別・年代のランキング上位5つのキーワードが表示される仕組みです。日次では過去6日分、累計として過去7日、過去30日のランキングが公表されています。

「旬感マップ」では、日本を11のブロックに分けて、ブロック別にもっとも急上昇したキーワードが地図上に表示されます。急上昇ワード一覧をクリックすると、都道府県別のキーワードを確認することができます。また、ブログの記事やコメントの中で書き込みが多かった地名や施設名を表示する機能「ホットスポット分析」もあります。

主要ポータルサイトのキーワードランキング
 BIGLOBEサーチ 旬感ランキング
 http://search.biglobe.ne.jp/ranking/
 キーワードランキング - goo ランキング
 http://ranking.goo.ne.jp/keyword/
 infoseekキーワードランキング
 http://ranking.www.infoseek.co.jp/keyword/
 MSN 気になる言葉
 http://keyword.jp.msn.com/
 @nifty瞬!ワード
 http://www.nifty.com/search/shun/
 Yahoo!検索ランキング
 http://searchranking.yahoo.co.jp/

主要ポータルサイトでは、サーチエンジンで検索されたキーワードを独自に集計したランキングを公表しています。たとえば、Yahoo!検索ランキングでは、検索総数ランキングを5つのジャンルで上位20のキーワードを毎日公表しています。他のポータルサイトでも、独自性を打ち出すために様々な切り口で注目キーワードを分析していて、トレンドを知るための情報源として活用できそうです。

★BIGLOBEサーチ 旬感ランキング
http://search.biglobe.ne.jp/ranking/

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 ◎初出:2008年6月16日
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2008/06/09

第1回・Yahoo!検索サイトエクスプローラー

今回より、「マーケティングに役立つポータルサイトの便利機能」の連載を開始いたします。ポータルサイトが提供している様々なサービスや機能のうち、Webマスターやマーケティング担当者に役立つ便利な機能を毎回1つ取り上げて、その活用方法をご紹介します。

Yahoo!検索サイトエクスプローラーとは、Yahoo!のサーチエンジンにおける自社サイトの登録状況を確認、管理できるWebマスター用のツールです。これまでは英語版のみ公開されていましたが、2008年5月に日本語版がリリースされました。本家の英語版の機能に加え、Yahoo!ブックマークからのブックマーク数や、Yahoo!ブログ検索からの言及数の表示など、日本語版独自の機能が加えられています。

Yahoo!検索サイトエクスプローラーを利用するには、Yahoo!IDが必要です。ログインした後、自社サイトのURLを入力して「管理サイトに追加」することで、Yahoo!のクローラが効率よく巡回してくれるようになります。さらに、認証用HTMLファイルをダウンロードしてWebサーバの指定の位置にアップロードするか、認証用タグをHTMLファイルに追加すれば「サイト認証」を受けられます。認証を受けたサイトについては、「動的URL設定」、「インデックス操作」、「スパム報告」という機能を利用することができます。

「動的URL設定」は、動的に生成されるページのURLに記述されるパラメータの値を固定したり非表示したりする機能です。この設定を行うと、コンテンツが同じでURLのパラメータ部分だけが異なるページは「同じページ」と認識されるため、検索結果の順位が改善される可能性があります。

「インデックス操作」は、登録されているページの中で検索結果に表示したくないページを非表示にできる機能です。最初にアクセスするページとしてあまり好ましくないと判断されるページを非表示に設定しておけば、その分他のページが表示される回数が増える効果が期待できます。

「スパム報告」は、外部からリンクされているページのうち、スパムサイトと思われるものについてYahoo!にスパム報告ができる機能です。スパムサイトからのリンクを放置すれば、スパムに協力しているサイトと誤解されてペナルティの対象になるケースもありますので、スパム報告も自衛的なサーチエンジン対策になります。

Yahoo!検索サイトエクスプローラーと同等な機能を提供するサービスとしては、Googleの「ウェブマスターツール」や、MSN/Live Searchの「Webmaster Center」があります。いずれもサーチエンジンの登録状況の確認やクローラーへの巡回リクエストなどが行えるようになっています。

Yahoo!検索サイトエクスプローラーは、検索結果の順位を上げる目的のツールではありませんが、サイト認証を受けた後に使える3つの機能をうまく活用すれば、結果としてサーチエンジン最適化の効果を発揮する便利なツールといえるでしょう。

★Yahoo!検索サイトエクスプローラー
https://siteexplorer.search.yahoo.co.jp/

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 ◎初出:2008年6月9日
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