今回より、「2008年の注目Webテクノロジー」の連載を開始いたします。今後普及が進むと予想されるWeb関連のテクノロジーを毎回1つ取り上げて、その概要とWebビジネスにおける影響などをわかりやすく説明していきます。
Webサービスとは、ソフトウェアの機能をネットワークを通じて利用できるようにしたものを指します。
Webサービスは、分散コンピューティングを実現する技術として2001年頃に登場したSOAP(Simple Object Access Protocol)型と、SOAPを使わない簡易なインターフェイスを採用したREST(Representational State Transfer)型に分類できます。いずれもインターネットのHTTPプロトコルを使って、サーバからXMLでデータを得るという点では共通していますが、その特徴の違いから用途が異なる傾向があります。

SOAP型は、複雑な入力に対応できて拡張性にも優れているため、システム間の連携や企業間電子商取引などに使われています。一方、REST型はコードがシンプルで開発や動作確認が簡単という特徴があり、サーチエンジンや情報提供など不特定多数に向けて提供される無料サービスに適しています。なお、REST型とSOAP型はそれぞれの特徴を活かして連携したり、両方の形式で提供したりすることも可能です。
Web2.0的なサービスとして注目されているのが、REST型のWebサービスです。データを複数のREST型WebサービスからXMLで受け取り、それを加工して利用する身近な例としては、RSSリーダーがあげられます。RSS広告も、Webサービスの仕組みを使って配信されていることになります。また、Java Scriptを使って呼び出すGoogle Mapsなどの地図情報サービスも、REST型Webサービスの一種です。
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◎初出:2008年1月7日
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